最近ディレクターとしての自分の実力について考えることが結構あり*1、実力を伸ばせるところは伸ばしつつまず得意なところとそうじゃないところを明確にしようと思ってゲームデザインについてある程度全部揃っている本を読んでいる。まああとは個人でもゲーム作っているのでそれの参考になればいいかなとは思っている。
そして700ページくらいあるんですよこれ。ちょっとした辞書みたいなレベル。洋書にありがちな導入でちょっとおもしろいこと言おうとしてくる部分くらいまでしか読めてないんだけど、毎晩少しずつ読み進めていこうと思う。小説読むのとスピード感が違うので、平日夜に酒飲みながら読んだら1ヶ月くらいはかかりそうな気はしているが。
ちなみに訳者の塩川さん*2は『レベルアップのゲームデザイン』も訳をやっていたりしてそちらでもお世話になっている。あと塩川さん自身の著書『ゲームデザインプロフェッショナル』も読んだ。『ゲームデザインプロフェッショナル』はよい本だと思いますよ。ただゲームデザインについて学びがあるという感じは正直あんまりなくて、「新卒研修で使った方が良い」と思えるくらい一般的な社会人に必要な話が書いてあります。ゲーム業界は社会人基礎パラメータが低め*3なのでみんな読みましょう。『ゲームデザインバイブル』よりもこの話が書きたかったまである。