ときどきDJ

ときどきDJをやっているIT系の人の殴り書きです。

ウマ娘始めたりした

本格的にやっているわけではない。なので課金もしていない*1。きっかけは単に「今最前線で売れているタイトルを触っておくべきだと思った」という程度。もともとインストールもしていたし、ログボ勢として集めた石でオグリキャップが出るタイミングでガチャだけ引いたりはしていた*2。だけどゲーム画面をちゃんと見たこともなかったし、今売れているものの中身を見定めることなくのうのうと「ゲーム作ってます」と言ってよいものかと考え、勉強がてらに始めた次第。ゲームシステムがパワプロ(のサクセス)なのは知っていたし、同じシステムのシャニマスゆるキャンスマホゲーも普通に楽しくプレイしていたので楽しめないはずがなかった。結論、面白いです。サポカと因子の組み合わせは結構えぐいなと思いつつ、競馬が好きな人もただ単にキャラゲーが好きな人も両者楽しめるようになっているのはすごいなと感じる。因子は血統配合ほど複雑ではないけどちゃんと考えなくちゃいけないし、サポカをとりあえず積んでおけば競馬に興味がない人でも十分戦えるくらいになっているバランスもよいと思う*3。あと個人的にちょっと感動してしまったのが縦持ちと横持ちでレース時の見え方が全然違うところ。縦持ちの場合は最終コーナーを回ると自分のウマ娘にフォーカスしてスキルの発動演出や臨場感のあるカメラワークに注力するようになっていて、キャラゲーとしての「アツさ」みたいなものに全部振っている。一方で横持ちの場合は「いわゆる競馬ゲーの見た目」になっていて、レース全体を見やすく、それでいて「レースとしての競馬を楽しめる」見た目になっている。あれかなりよい発想だと思った。

あとレースへの勝ちやすさも絶妙。古くはコンシューマでダビスタウイニングポストなどをよく遊んでいたが、あれは比較的重賞を勝つにもそれなりにちゃんとプレイする必要があって*4、ライト層にとって「重賞に勝てて気持ちいい」という体験に至るまでが結構ハードル高い。より正確には、仮にその体験に至るまでを短くしてもずっとその状態を維持するのが難しいのでどこかで投げられてしまいがち、の方が近いかもしれない。そんな中ウマ娘はよほど変なことしなければGⅠは普通に2~3勝できる。なぜなら「自分で生産した馬」ではなく「GⅠ勝った実績のあるウマ娘」をトレーニングして走らせているから。この難易度設計に対して、世界観設定としても無理がない。よくできている。そしていくら競馬好きの視点が強くても「うちの子がクラシック三冠獲った」ってのは普通に嬉しい。ここのユーザ心理設計が本当に上手いなと思う。

しかしながらいつもの如くシナリオ/ストーリーを一切読まないでプレイしているため「ウマ娘同士の関係性」や「ウマ娘とトレーナーの関係性」みたいなものは全くわかっていない。そこが魅力なのだという話も知っているんだがめんどくささに勝てなかった。すみません。一応キャラとしてのアグネスタキオンがかなり好み*5なので7月末に出た水着タキオンは引きました。10連一発で出たので思わず「一撃タキオンじゃん」と笑ってしまった。

これがうちの一撃タキオン

話がそれた。話読んでないけど。かつて「ストーリーなんて読まれない」と言われていたモバイルゲーが、FGOを皮切りに「ちゃんとお話も読まれるようになったし、それで売れている」という状況になって久しい昨今、こういうゲームこそちゃんとシナリオを読むべきなのはわかっている。ブルアカも同じ理由でほぼやる気にならないみたいな状況が続いていることを考えると「こうやって人は老いて、前線についていけなくなるんだろうか」と危惧したりもしている。一方でロマサガRSとかは普通にメインシナリオが読みたくてやってたりもしていたので、どこかのタイミングでウマ娘も僕の心の琴線に触れてくれることを願っている*6

あと忘れてたけど始めてちゃんとうまぴょい聴きました。僕はあんまり好きな曲じゃなかった*7です。

*1:本腰入れてやってなくても課金は普通にするタイプなので、いつかしたくなったらするだろうとは思う

*2:なぜならオグリキャップという馬が好きなので

*3:当然やりこみ勢からすれば批判がここに集中するのも理解はできるが

*4:とはいえ現実に比べれば死ぬほど楽に調整されているんだろうけど

*5:基本マッドサイエンティストサイコパスキャラが好き

*6:なんで他人事やねんという感じではあるが

*7:おもしろいし、盛り上がる曲だとは思います