Suno AIや、ステム処理ができるSunautoに続いて話題になっているUdio、試してみました。
僕は基本インストで生成するのでいなたいAbstract HipHopで出してみたところ、インスト楽曲だけで言えばSuno AIよりも望んだビートが返ってくる。まだ数曲しか生成してないのでなんともだが、Sunoは「こういうジャンル」と指定しても結構外れたビートを出してくるけどUdioはわりと「ちゃんと指定したジャンルっぽい曲」が生成されるイメージ。あと「Amen Break」とか指定するとそれっぽい音もちゃんと鳴らしてくれる。ただ、ドラムンだと指定したのにAmen Breakを無理矢理入れたせいでbpmがぐちゃぐちゃになってフリージャズみたいになって笑った。広義のスクリューと捉えられなくもない。
ただどこまで行っても僕にとっては「ちょっとおもしろいサンプルが出てきた」という感覚は変わらず、作ってるという感覚はない。以前Twitterで「以前、伊集院光が石野卓球に自動作曲装置はどうかと話しを振ったら石野卓球は『そんなのサイコロ振ってるだけ』と一蹴していた」というつぶやきを見かけたが、つまりはそういうことなんだと思う。
AI作曲サービスの新星「Udio」が誰でも利用可能に。Sunoを超えたか、試してみた(CloseBox) | テクノエッジ TechnoEdgeb.hatena.ne.jp 早速訂正、Twitterではなくはてブでした。失礼しました。石野卓球がいまAI作曲サービスをどう思ってるのか気になる。伊集院光がだいぶ昔に自動作曲装置はどうかって話を卓球にした際に「そんなのダイスを転がしてるだけ」って切り捨てたエピソードがあるんだよね
2024/04/11 13:00
別にサイコロ振ってるだけで曲生まれるのが悪いとも思わない*1んだけど、やっぱり「最終自分でエディットする」とか「音を足す」、「展開を作る」をやらないと自分で作ったという気持ちがわかないというか。なんとなくアイデア/インスピレーションを得るためだったりモチベーションキープのためには使えるんだけどそれ以上でもそれ以下でもない*2。時代遅れの価値観かもしれないけど、少なくとも僕は死ぬまでこの考えのままでいると思う。それだけを矜持に今日もビートを作っていく。