ときどきDJ

ときどきDJをやっているIT系の人の殴り書きです。

夢で暴漢に襲われて気付いたリスク

夢を見まして、暴漢に襲われたんですよ。夢の中で、取引先の人とジープみたいな車高の高い車から出ようとしたら車体の影に隠れていた暴漢に取引先の人がまずやられて、僕は物理的に高い位置にいたため暴漢の頭を踏みつける形で攻撃、ひるんだところを金的してことなきを得たタイミングで目が覚めた。で、目が覚めてからしばらくの間、結構リスクがあったなということをしばらく考えていた。そのリスクというのは「自分は暴漢相手に安全な無力化の方法を知らない」ことで、夢の中で無我夢中に反撃した際にそのことに気がついてしまった、という話。

安全な無力化

例えば後ろをとれたらほぼ確実にチョークスリーパーをしようとするだろう*1けど、チョークスリーパーで人間が失神する様を知らないため下手すると自身の安全を優先して絶命するまでチョークを極めてしまうおそれがある。逆に、相手が失神=無力化できたと思って力を緩めた瞬間、相手の失神は演技で即座に再度襲いかかられ僕が絶命するというパターンも考えられる。つまり安全な無力化ができないと「やるかやられるかの二択」になってしまう可能性が高い。もちろん、仮に暴漢に襲われた際に自身の安全を優先して正当防衛を行った結果が悲しいものであっても責められるものではないと思う。一方で、自分が安全な無力化が行えることで自分自身の心を守ることができるということもあるのではなかろうか、そんなことを考えていた。

急になんでそんな話を、と言われればなにも言い返せないんだけど、世の中の悲劇って突然来るものだしそれに対してある程度日頃から念頭において準備をしておくべきなのか?と起床後ずっと自問自答していた。願わくばそんなこと準備しないでも暮らせる世の中が続いてほしいものだが。 急に護身術を習おうとか思っているわけではないけど、見た夢に影響されてあれこれ考えながら通勤電車の中で「コマンドサンボ 東京」で検索していた朝だった。

*1:実際のところそれが正解なのかもわからない