ときどきDJ

ときどきDJをやっているIT系の人の殴り書きです。

週末なんにもやる気が起きないときのtips

過去にも似たようなことを書いているんだけど、1年に数回そういうタイミングに陥ることがあって前回やったことを繰り返してみると「やっぱり有用だな」と思うことが多いので改めて書く。以前このエントリで書いたことの一部をもうちょっと解像度高くするとこんな感じ、という内容です。

上記のエントリで書いた

ハードルの低い休日のタイムラインを事前に決めておく

というのが今回のお題。酒に限らずなんとなくTwitterのTL見てたら1時間経ってたとかYouTube見てたら2時間経ってた、みたいな感じで週末の時間を浪費しやすいときの対処法。まずなんでもかんでも「やらないといけないこと」や「やっておいた方がいいこと」を全部googleカレンダーに入れておく。そしてその際に気にしておくとわりと成果に繋がりやすいtipsについてまとめる。

とにかく平日のうちに入れておく

休日になってからだと確実に漏れが出るし、漏れに気付いたときに一気にやる気がなくなるので事前の洗い出しは平日に必ずやっておいた方がいい。それでも抜け漏れが出たらその時は覚悟を決めて実行するか、「やっておいた方がいい」くらいであればいっそ翌週のカレンダーにぶっ込むくらいのおおらかな気持ちで臨んだ方がいい。繰り返すが、覚悟を決めて実行しなくちゃいけないときもあるからその時はちゃんとやりましょう。

タイトルは雑でもいいからリストは詳細にしておく

カレンダーのタイトルはざっくりした要件でもいいが、いざ通知を見た時に「やらなくちゃいけないこと」が認識できないと意味がない。そのためやらないといけないことの詳細を確実に見られるようにしておいた方がよい。例えばタイトルに「掃除」とだけ書いても漏れが出る可能性があるので

  • リビング掃除機かける
    • 段ボール片付けてからやること
  • PCキーボードほこり取る
  • トイレ
  • 玄関土間

みたいな感じで「とりあえず文字列を認識したらなにやればいいか」くらいまでは最低限書き出しておいた方がいい。

別にテキストのメモをスマホで用意するでもtrelloとかNotionとかに書き出しておくとかでもなんでもいい*1。僕の場合はgoogleカレンダーの「メモ」にリストで羅列している。余談だがgoogleカレンダーのメモはmarkdownではなくWYSIWYGなので僕は書くたびに舌打ちしてます。

時間は十分にバッファを持って入れておく

具体的には想定所要時間の倍くらいの時間で入れておくのがよい。30分で終わることだったら1時間、1時間で終わることだったら2時間でカレンダー登録しておく。これは面倒くさがって開始が遅れたときのためのリカバリに効く。30分で終わる作業の開始がダラダラしてしまって15分遅れで開始になってしまったとして、1時間取っておけばそれでもまだ15分巻きで作業を完了できる。その後に予定を入れてしまっていた場合「今から中途半端に手をつけてもな」と先延ばしにしてしまう可能性があるが、もとから想定時間の倍の幅を取っていれば開始時間から半分過ぎても「まだ間に合う」とやる気を削がずに済む。

難易度は「低いもの」「高いもの」の順序で入れる

本来は難易度が高いものの方が時間がかかるし、まず真っ先に手を付けた方がよいんだけれど、あくまで「完了にした」という成功体験のためだけにまず難易度の低いものを入れた方が成果に繋がる。人間初手で目標を達成できないとやる気が削られるため「まずひとつ終わったぞ」という自己肯定感を得るために難易度の低いものを最初に置いた方がいい。ちなみに今書いているのは「なんにもやる気が起きないときのtips」なので、やる気がある時は絶対難易度が高いやつからやるべき。そこら辺は上手いこと使い分けてください。

外出が絡む予定は極力最速を狙い、行動順序もあらかじめ決めておく

一点目については、外出が絡む=なんらか制限時間があるケースが多いため。たとえば郵便局で書類送る*2とか、どこで何を買うとかというタスクは極力営業開始直後に行った方がいい。当然混んでいる可能性も考慮したうえで。なぜ早く行った方がいいかは、「最悪n時までに行ければいいや」という気持ちで時間を浪費してしまい結果「行ったら閉まってました」を防ぐためである。これはやってしまうと「また先延ばしになってしまった」「あんなに時間があったのに」という自責の念がプラスで乗ってきてしまうため極力避けた方がいい。なのでまず「開く時間に行く」くらいのスケジューリングをした方がよいのだ。

二点目は単純に行動の無駄を減らすためで、例えば1駅先のAでなにかをして2駅先のBで別のなにかをする、というときにAとBで必要なものを全部持った上で外出した方がよいというだけの話。一回一回帰宅が挟まるとだらけてしまいがちだし無駄な移動で体力も削られる。なので、事前に一回外出したらそのまま全部終わらせられるようにした方がよい。そのためには何が必要か?行動順序の把握/整理である。なんとなくで家を出ると「そういえばあれが必要なんだっけ」と外出先で気がついたりするので、まずはシミュレーションを行う。そうすれば必然と必要アイテムにも気がつけるのでまずはイメージ、そして行動順序を決めておきましょう。それでも忘れたらしゃーない。しゃーないの精神も大事。

done is better than perfectの精神でやる

例えばAmazonの段ボールが溜まってきたなとなったら*3開封して段ボール畳んでまとめておく、とかでもok。ゴミ捨て場に出すところまでやり切らなくていい。どうせ資源ごみの日まで出せないという場合もあるだろうし。申請書類を出さなくちゃいけないとかそういうタスクであったら「とにかく書き切る」ところまでで、封筒入れて出すのは明日、とかでもいい。もちろん提出忘れを防ぐために即翌日のカレンダーに「封書して郵送」を入れるべきではあるが。人間できる限界が精神的にも体力的もあるので、そこは無理しないでいい。その代わりとにかく「完了」を積み上げていけ。そうじゃないと終わらないから。

あと完了が目に見えないもの、例えば運動とかは「理想はn分、最低でもn'分」とかにしておくとハードルが上がり過ぎなくてよい。勉強とか本を読むとかであれば「理想はnページ、最低でもn'ページ読む」とか。ふんわり始めて時間は使ったけどあまり成果に直結しない、というタイムラインを組んで達成しても成果に繋がらないことが多いので極力避けた方がいい。

「やらなくちゃいけないこと」があっても「やりたいこと」を制限しすぎない

「やりたいこと」はモチベーション(やる気)に繋がるので不必要に制限しなくていい。ただ、やらなくちゃいけないことをやる前にやりたいことをやる場合は「あとにやらなくちゃいけないことが待っている」ことは忘れちゃいけない。後ろめたくなる必要はないが、忘れちゃいけない。その気持ちでやりたいことをするのが嫌なのであればスケジュールの前後を替えてください。ただそれだけの話。

やっていけ

やらないことにはやれないのでやっていきましょう。 自分で書いてて思ったけど次は「やる気が起きなくなる兆候の探り方」が重要な気がしてきた。もちろんやる気あるときからずっとこれをやっていれば浮き沈みは少なくなるんだろうけど、往々にして「気がついたらやる気がなくなってるので思い出したかのようにこのtipsに戻ってくる」を繰り返している気がするので。生活をハックしていけ。

*1:最近はほぼiOS純正のメモとNotionくらいしか使ってないが

*2:まあ休日で受け付けてくれる窓口は大体24時間やってる気もするが

*3:ならない人の方が多い気もするが