『原神』『崩壊スターレイル』の登場によりPCでもモバイルゲームをやるというのがある程度ベースになってきて、その後『ヘブンズバーンレッド』がSteam対応したことで、なんとなくそれなりに気合いが入ったタイトルはPCでも出す、みたいな風潮が出てきた気がする。今のところ『FINAL FANTASY Ⅶ Ever Crisis』はSteam版を出しているし、『レスレリアーナのアトリエ』もSteam版開発中の報を出しているし。とか言っていたらレスレリも出てた。
個人的には『PCないしはゲームパッドでやるのが楽しいゲーム』というゲームシステムじゃない限り正直誰のためにやってるのかという感じ*1なのだが、一定世間に受け入れられているということは「今世間はモバイルゲームもPCでやる意味を感じている」ということなんだろうとは思う。
ただちょっと危惧しているのは「なんとなく周りがそうしているからうちもそうしよう」と考え出すとただでさえ高騰しているモバイルゲーム開発がより開発費/運営費が嵩むことになって、本当に限られた数社しかついていけないというコンシューマゲーム業界と同じ道を辿ってしまうことだ。もちろんコンシューマは「AAAタイトルだけじゃなく中規模小規模でもよいタイトルがちゃんと売れる」というところまで来ていると思うので完全な悪手だとも思っていないんだけど、それこそちゃんと各社がゲームづくりに対して真摯である必要があると思う。全然まとまらないけど、最近そういうこと考えている、という話。
*1:そういう意味ではFF7ECもSteam版出す意味があまりわかってない
