ときどきDJ

ときどきDJをやっているIT系の人の殴り書きです。

After Effectsという選択肢

何度か書いているけどここ数年はモバイルゲームの新規開発に携わっている。僕はディレクターとして仕様概要を作って指示したり、場合によっては自分で仕様書を書いたりもしている。そんな中、昔からよくイメージを伝えるためのイメージ画像やパラパラ漫画を作って他の職種の人に説明したりしていたのだが、最近は動画を繋ぎ合わせて説明することが増えてきた。別にそういう環境に身を移したとかではなく、自発的に「動画適当に編集したら説明しやすいのでは?」と考えて、勝手にやってみたらわりとできてしまったという感じ。使っているのはビルトインのアプリケーションなのでMacならiMovieWindowsならClipchamp。わりかしこの2つでも繋ぎあわせて説明するためだけのものくらいなら作れてしまうんだなという学びがあった。

しかし、これまた別の新規タイトル開発で、「ここの表現どうしたらいいかな」と議題に挙がった箇所で、なんとなくこうしてみたらかっこいいんじゃないかなと思いついたことを動画にしてみようと思った際に、さすがに前述の2アプリじゃ表現できなさそうという壁*1に当たった。で、表題の件。After Effects使えるようになればそれはそれで無駄じゃないスキルになるし、いっそ今から勉強始めるか?というテンションになっている。チームのメンバーからは「そんなことしてないで仕様を決めろ」「経営しっかりしろ」とか言われそうではあるが、わりかしディレクターという職種って動画自分で作ったりデザイン自分で仮組みしたりするような人がいるイメージなので、そういう「人に伝えるため=ディレクションするためのスキル」としてちょっとありかもと思っている。まずは無料版があるDaVinci Resolveから始めてみるか。

*1:具体的にはモーショングラフィックスやろうと思ったらできなかった、一応iMovieはできるらしいがWin使ってる現場だと困る