僕とMPCの出会いはHIFANAである。
なぜか本家のチャンネルから消えてる。なにゆえ。
HIPHOPが好きなので結構「意外だね」と言われるのだが、間違いなくHIFANAが最初。というかHIPHOPは好きだったけど当時機材とかの概念そのものがなく、今思えばどういう作り方してるのかとか考えたこともなかった。そんでスペースシャワーを見ていたら当時pushされていた『Fresh Push Breakin'』のPVが流れて即座に心を捕まえれたという次第。
大学時代に友人からMPC1000(初期型)を売ってもらいMPCを叩き始めた。ライブにも出たりしたし、リアルタイムでビートを構築するみたいなパフォーマンスもしたことがある。その後DAWの存在を知ってLogicに移行し、今ではAbleton Liveに至る*1。それでも定期的に中古のMPC2000XLの価格はチェックしていた。
そして昨日、知り合いからMPC2000XLを手放そうと思っているのだが需要はあるかと聞かれ、「今から取りに行きます!」と現金*2を持って夜の街を走った。年始からなにやってんだ。大人になってよかったなと思うことの一つとして、「ある程度の金額のものだったら勢いで買える」というのがある。今朝も機材ラックにMPC2000XLを並べて恍惚としていた。もはやビンテージ機材と呼ばれるものなので制作では一切使わない*3だろうけど。電源入れてパッド叩いて遊ぶだけ*4だが、憧れの機材が自宅にあるという体験自体が最高。
みんなも憧れの機材を使いもしないのに買いまくろう。