ときどきDJ

ときどきDJをやっているIT系の人の殴り書きです。

スマホゲー復帰録

日々新作がリリースされまくっているスマホゲー界隈だが、新しいタイトルをインストールしては消し、諸行無常を自分の端末内で感じている。そんでもって、新しくインストールするはするんだが結局手を付けないこともままあり*1、さてどうしようかなと思っていながらもなぜかかつてやっていたがアンインストールしてしまったタイトルに復帰したりしている。

復帰したタイトル

ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル

lovelive.bushimo.jp

別に何かが嫌になって落ちたというわけではなく、単純に端末買い替えの際にアカウント移行が面倒でアカウントを捨てていたスクフェス。無駄に心機一転して新アカウントを作って復帰した。最近はもっぱらバンドリに情熱を傾けていたので、「あーやっぱちょっとしんどいところあるな」とか思いつつ、やはり曲が素晴らし過ぎて超楽しい。Aqoursの曲もよい。というか最近ようやく『Guilty Night, Guilty Kiss』が開放されて僕超笑顔。ちょうどサンシャイン2期が始まったのでその辺の都合でAqoursが盛り上がってるが、またμ'sのイベントとガチャをバシバシやってほしい。今やってるAqoursのイベントはゆるゆる走ってるのだがSR高海千歌は取れそうだから頑張る。

Pokémon GO

www.pokemongo.jp

世間が盛り上がり過ぎてて落ちるという珍しい体験をしたタイトル。なんの脈絡もなく、『Pokémon GOやるか!』ってなって復帰した。雑魚トレーナーではあるが毎日ほそぼそとやるの楽しい。特にレイドを叩いて倒せた時の高揚感は素晴らしい。地域格差や結局リアルで行動する必要のあるゲーム性は今でも若干ハードルが高いが、気分転換にはとてもいい。移動時間にやる(というかやってることになってる)というのもこれはこれでいい体験だなと思ったりしてる。コダックがかわいすぎてゴルダックにしたくない気持ちでいっぱい。

グランブルーファンタジー

granbluefantasy.jp

やっぱりブラウザポチゲーつらいんやでー^とか思いつつもわりとやってる。グラブルは上記2タイトルとも落ち方が違い、「単純にそんなおもしろいと思わなかった」のでリリース後1週間くらいで落ちてしまっていた。復帰のきっかけはアニメ化された際の絵が綺麗だったからという極めてしょうもない話だが、改めてやってると片手間にポチポチいじるのにちょうどよい。ジョブとか全然鍛えてなかったんだけど最近ようやくその辺も強化するようになりました。カリオストロほしかったんだけど持ってる石でぶん回してもお迎えできなかったのでまたいそいそと石を貯める生活を継続していきたい所存。無課金勢は精神の強さが求められる。

ソードアート・オンライン コード・レジスタ

sao-crg.bngames.net

上記3タイトルに比べると規模感は落ちる。SAO好きなのでコードレジスタもやっていたが、メモデフが出てからはすっかりそっちに移行してしまっていた。ちなみにコードレジスタが出る前はエンドワールドもやっていたが、同じようにコードレジスタが出たらそっちに移行していた。そういう意味では新しいタイトルが出ると大体そっちのほうが面白いSAOすごいな。で、話は戻るがメモデフに傾倒していた僕にはどうしてもメモデフに納得行かないところがあった。絵だ。キャラ絵がなんか違う。小説挿絵やアニメとも微妙に違うあの漢字が非常に違和感を覚えさせ、モヤモヤする日々だった。そんな折、先日のアスナ誕生日にリリースされたコードレジスタの★8アスナ。最高でした。ユウキが背後にいる一度で二度美味しい感。これまた残念ながらお迎えできなかったけどまた石貯めますわ。コードレジスタは半ポチゲーなのでこれもオートで片手間が可能なのでよい。abec絵また出ないかな。

今後の展望

結局モンスター級のタイトルないしはIPの底力があると少し前時代的なシステムであっても「大勢が楽しいと感じるなにか」があるようで楽しんで復帰することができる。僕もそういうタイトルを作りたいもんだなと思いつつ、長く運営をしている実例を参考にさせてもらいながら日々の仕事に精進していきたい所存。トップランカーになるのは無理として、ゆるゆる無課金勢をこれからも見捨てずに運営頑張ってもらいたい。大丈夫、課金するときはちゃんとしてるから。

*1:コロプラのパニパニはインストール後まだ一度も起動してないことに気づいた

日本酒に合うものは大概白ワインにも合う説

やっすいワインを買って一晩でボトルを空けるというのが最近のマイブームだ。昨今企業努力のおかげで安いワインは探せばそれなりに出てくるし、信じられないくらい不味いものに出会う機会もそんなになくなってきたと思ってる*1。個人的には安い&アルコール度数が低いのでガバガバ飲める点でメルシャン(キリン)あたりには頭が上がらない。

日本酒に合うものは大概白ワインにも合う説

さて、普段はビールor日本酒で決めている僕としてはワインに合うものってのがいまいちわかってない。もちろんとりあえずチーズ買っときゃいいだろ的なところはあるのでまったくなにも知らないというよりは「『いわゆる』なものしか知らない」という感じであると思う。そのいわゆるなものもどこまで信じていいものかわからんが、なんにせよワインに合うものを模索していたなかで、「日本酒に合うものは大概合うのでは」と感じることが多かったので意外とよかったものをメモしていく。

大根の鰹節漬け

store.shopping.yahoo.co.jp

近くのスーパーで「美味しそうだな」と思って買っていたものを開けてみたところ抜群にワインに合った。大根のサクサクした爽やかな歯ざわりと、鰹節の深い味わいが軽めの白ワインにめちゃくちゃに合う。たくあん的な色の濃いものよりももう少し浅漬け感のあるものの方が合うと思う。僕はこれだけでボトル半分くらい飲んだ気がする。漬物は塩分に気をつけなくてはいけないが、白ワインが妙に爽やかな香りを放つので気をつけようにも気をつけられないくらいのテンションで酒が進む。みなさんはお気をつけください。

数の子のわさび漬け

伊豆天城 わさび漬け 数の子 わさび漬け

伊豆天城 わさび漬け 数の子 わさび漬け

これまた、近所のスーパーでパックの数の子わさび漬けが安かったので合わせてみたところ抜群だった。もともと割りと安く買えるので家で飲むときはよく買うのだが、ビール(発泡酒)に合わせたときは見事に生臭さが際立ってしまいお互いのいいところを打ち消し合ってしまった。なので基本的に日本酒がある時に買おうとしていたのだが、興味本位で試してみて大正解。この辺から徐々に「日本酒に合うものは大概白ワインにも合う説」が頭をよぎるようになった。こっちは少し重めのワインの方があうと思う。鼻をシャープに突き抜けてくるわさびの香りと数の子の旨味を味わいの重い白ワインで殴り返す、といった感じ。おすすめです。

茄子の煮浸し

簡単で美味しそうなレシピを見つけたから試してみた。美味しい。

mariegohan.com

で、これが常備菜として冷蔵庫にあったのでそのままワイン飲む時につまみにしてみたところ、非常に良かった。白ワインは出汁とかと相性がいいのかもしれない。なすうめーワインうめーと頭の悪いリアクションを終始続けられるいいレシピでした。ポイントとしてはごま油を強くしすぎない方がより白ワイン向きな気がする。ごま油強めの場合はビールや日本酒の方が良さそう。茄子は水分が多く、ものすごく胃にたまるわけではないのでボトル一本空けるつもりのときはいい仕事をしてくれます。

たこわさ

たこわさび 瓶170g

たこわさび 瓶170g

魚介と白ワインが合うのはまあ周知の事実。そして「数の子のわさび漬け」が合うんだったらまあいけんだろ*2と挑戦してみたら案の定ガッツポーズでした。コリコリした食感とわさびの香りが楽しいところを白ワインで流しこんで笑顔。たこわさはローソン100に食べきりサイズのものが売ってるので購入ハードルも低く、大変調子がいいです。

さすがにワインに合わないもの

大概合う、ということはもちろん合わないものもあるということである。下記は流石にきつかったなという印象。

要はエグみが強いものは多分合わないんだろうなというところ。なのでサンマの塩焼きと合わせた場合、身の部分は白ワインでも最高だと思うが、わたまで食べることを考えるとやはり日本酒ですね。そうやって考えると上記のものすべてに抜群で合う日本酒ってすごい。鴨とかも白ワインよりは赤ワインだよなとか思うけど日本酒は一本で両対応。すごい。最後の最後で完全に結論がぶれたが、白ワインにも合うものとして挙げたものは大変おいしかったので今後もつまみとして採用していきたい。

*1:舌が優秀なわけではないのでそういった要因も無きにしもあらずではあるが

*2:個人的には数の子わさび漬けの方が酒粕の匂いが強いのでハードル高いと思ってた

アイデアが出ないときの動き方

日々仕事をしていて、「やらなくちゃいけないこと」を片付け続けても意外と「やりたいこと」が見つからないことは多い。やらなくちゃいけないことが多いというのはそれ自体悪いことではない*1が、「やりたいこと」がない状態でただただ目の前にある仕事をこなしていくのはなかなか精神的に辛いものがある。

ましてや今となっては経営者である僕としては、自分自身が「やりたい」「やるべきだ」と思ったことで動かないと会社のメンバーにも申し訳ないと感じている。別に給料をきちんと払えば問題ないよ、という人もいるかもわかならいが、「その会社にいる意味」を持たずにいるのはやはり張り合いがないと思うし、そういったものを提示しつづけていたいという個人的な意地もある。

イデアが出ない時

これは「やらなくちゃいけないこと」が多かろうが少なかろうが関係なく、アイデアが出るときは出るし出ないときは出ない。そういった中で、出ないんだからしょうがないとまとまらずに「どれだけ能動的にアイデアを出せるか」が重要だと思っている。というか現在進行系でアイデアがでなくてモヤってるからそれを打開したいのでキーボードを叩いてる。じゃあどうやったらアイデアが出るのか。わからないけどもがくためにこれから実行することを書き出しておく。

人と会う

幸い立場柄いろいろな人と会う機会がある。会社の中にいると十数人の決まった顔とある程度決まった話をすることが多くなってしまうが、なにかしらのインプットを「自分と近くにいすぎない人」と話すことで得ようとする試みだ。同じ業界でも困っていることは違ったりするし、クールだと思うことも全然違ったりする*2。なのでまずは扉を開けること。そして自分の足で外にでて人と話すことで新しいアイデアが化学反応的に起きるように仕掛けていきたいと思う。

遊びに行く

いやいや仕事しろよという話である。が、意外とこれもいいインプットになると思う。遊びに行く先によるとは思うが、少なくとも自分が普段行かないところに足を運ぶことでそこで見たもの聞いたもの感じたものをすべて一度自分のフィルターにかける。そのなかでピンときたものがあればすぐに深掘りしていく。これを繰り返すことで、固まりかけている頭をリフレッシュさせて新しいアイデアを導き出そうという試みである。週末と言わず、なるべく「やらなくちゃいけないこと」が終わったら平日であっても外に出ようと思う。

書き出してみる

上の2件は主にインプットの話だが、情報を入れたあとは吟味する時間が必要だ。僕はあまり頭がよくないので脳内だけで整理しようとしてもすぐに限界がきてしまう。そのため、お気に入りのエディタを使ってとにかく書き出してみようと思う。

  • あったこと/起きたこ
  • どう考えたか
  • 3年前の自分であればどう感じたか
  • 3年後の自分はどう感じるだろうか
  • 今からなにかを変えるとしたらどう変えるとよさそうか -今の自分が考える「あるべき姿」はどういうものか

こういった問いを、会った人/遊びにいったところで受けたものに突きつけてみて、自分の思考を整理してみようと思う。入れることと同様に、それをフィルタリングして自分の血肉に落とし込むということは非常に重要だと思っている。アイデアの源泉はインプットであるが、源泉をアイデアに昇華させるのは僕の仕事だ。

試しに作ってみる

入れて、吟味したらあとは手を動かすだけ。といっても仕事の面で言えば僕は技術者ではないのでプロトタイプを自分でやるとかという話ではない。例えばこれ作ったらよさそうというものの資料(企画書/提案書なり)を作る、例えばこれやったらよさそうという行為を生活の中のルーティーンに組み込んでみる、例えばこういう未来があったほうがよさそうという未来をメンバーに話ししてみる。これも一つの「機会を作る」ということにあたると思う。なので、アイデアは眠らせずに惜しげもなく披露していく。これを積極的にやっていきたい。

動き方は決まった

どこまでやれるかは怠惰な自分との戦いだ。「やらなくちゃいけないこと」をやるだけだと満足できない人間だから*3こそ、どこまで自分をいい方向に追い込めるか。金はかかるし体力は使うだろうが決して無駄にはならないはずなのでガンガンやっていきたいと思う。

*1:受託の仕事もやっているので、やらなくてはいけない仕事をもらえていることには感謝したい

*2:もちろん根底の考えは同じだということも多い

*3:煽りとかではなく、別に「やらなくちゃいけないこと」だけで満足できる人は無理にやる必要はない。単に性格的にそうしないと僕はダメなだけ

甘い卵焼きにハマってる

酒飲みになってから長いこと経ち、卵焼きといったらだし巻き卵、大根おろしは多めで醤油はちょびっと、日本酒を煽るというのが定番になっていた。そのため朝食で卵焼きを焼くというときにも出汁多めでおかずとして攻撃力の高いものをこしらえることが多かったが、ここ最近ふと「小さな頃母親が作ってくれた/教えてくれた卵焼き」の存在を思い出して作ってみたところこれがガッチリハマってしまい、3日に1度は作るようになった。

甘い卵焼きレシピ

  • 卵 *2
  • 砂糖 大さじ2/3
  • めんつゆ 小さじ1
  • 油 適量

適量という表現はなにも意味をなしてないと考えている派なので記載すべきか微妙だなと思ったが、油はフライパンに引くやつなので適当でいい。テフロン加工のフライパン使ってる人なら最悪無くてもいいと思う。基本は砂糖で殴る感じであるが、砂糖のみだといまいち味に深みがないというかただ甘いだけになってしまうのでめんつゆは入れたほうがいいと思う。実際母親から教わったレシピではめんつゆではなく醤油だったのだが、醤油よりもめんつゆの方が味が優しくなるので最近はめんつゆを主に使っている。醤油にした方がシャープな味になるので攻撃力重視の方は醤油をおすすめする。

甘い卵焼きがもたらすもの

関西の方は卵焼きというとしょっぱいものがスタンダードらしいが、僕は東京を出たことがない*1ので卵焼きは甘いのがおふくろの味である。そのため端的に「懐かしい味」という経験を受けることができる。味覚と嗅覚を叩いてくるのでなかなか短時間でノスタルジーを感じることのできるコストパフォーマンスのいい行為だと思う。また、朝っぱらから糖分を摂取することで気持ち頭の立ち上がりが早く感じられる。まあなんというか定性的なものしかないけど甘い卵焼き結構いいよという話だ。

今後の展望

卵焼きをきれいに焼くというのが難しく技術面として強化していきたい所存。特に丸いフライパンしか持っていないので、いわゆるだし巻き卵的なぴしっと四角い卵焼きが焼きたい欲がある。一応丸いフライパンでも

  • 中火から強火でフライパンを熱する
  • 卵液を半分くらい流し込む
  • フライパンに卵液が落ちたとこから固まっていくのでガンガン正方形に織り込んでいく
  • ちょい油を足したら残りの卵液を入れ、焼けてきた卵を持ち上げて下にも流し込む
  • 初回と同じ要領で片っ端から正方形になるように織り込んでいく
  • 固まりきらないうちに四角になった卵を更に半分に折って長方形にする
  • 少し焼き固めて歓声*2

という方法である程度きれいな四角を作ることはできる。が、非常に手間&安定して四角を整形できるわけではない*3のでなんとかしたいところ。卵焼き器を買ってもいいのだけど、なんとなく他に使いまわせる用途が見当たらないので少し購入に踏み切れないでいる。それであればということでAmazonでこちらを買おうか検討中。

item.rakuten.co.jp

まあ100均で買えるシリコンの型です。¥100ならダメージないし、なによりいままで使ってるフライパンをそのまま使いまわせる。技術的な向上は見込めないが、まずはそれくらいハードルの低いところから行こうかなと思っている。

*1:住んだことがあるか、という意味で

*2:誤字だったのだけどクスっとしてしまったのでそのままにした

*3:結構その日のコンディションによって出来不出来に差が出る

りんごの思い出

りんご音楽祭、初めて行ってきた。結構疲れたけど泊まったホテルが個人的にはあたりで、おかげさまで今日も元気に働いている。せっかく行ったので忘備録として観た人たちや長野の思い出などをつらつらとまとめておこうと思う。なお、観た人たちのところに貼ってる動画などは別にりんごと関係ないものばかりなので注意されたし。その他、youtubeに公式動画が無かったりしたものは公式webサイトやsoundcloudアカウントで代用している。

出発

ホテルを金曜の夜から取っていたので、開催前日である22日に東京を出た。結果的には滞りなく長野へ到着したが、一つ誤算があった。雨だ。東京では謎の豪雨が発生していたので、仕事を終わらせて自宅に荷物を取りに行くのに手間取ってしまった。そのため乗ろうと思っていた電車に間に合うのが難しそうだったため、急遽長距離バスでの移動に切り替えた。その時は切符を予約してなかったのが不幸中の幸いだぜと思っていたが、むしろバス移動の方が正解だったと思う。

行きの移動

長距離バスを選択した理由は2点。

  • 新宿発の松本行き特急は1時間に1本だが、高速バスは30分に1本出てる
    • 手持ち無沙汰で無駄に金を払わないで済む*1
  • かかる料金が約半額*2

当初は「特急電車内で駅弁とビール」という至上の喜びを享受しようと思っていたのだが、できるだけ現地で使えるお金を残しておくという選択肢もありだなという思いもあり、待ち時間/コストの面からバスを選択した。最近結構あるような「ワイド席」とか「電源完備」とかそういうのではなく普通の高速バスだったのでこれといって戸惑うこともなく揺られていた。この歳になるとバスで3時間半はキツイかなとビビっていたが、これといってしんどいこともなく無事松本に到着した。初日の夜は風呂入って寝ただけなのでりんご1日目に移る。

初日

朝食

ホテルを予約した時、素泊まりではなく朝食付きにしてしまったため僕としては珍しく朝食をホテルでとることになった。が、これが大正解だった。漬物大国と言われるだけあって、漬物ビュッフェが最高。とにかく飯が美味いという思いもよらないサプライズがあった。漬物最高。あとわさび系、わさび味噌が殺人的に美味く、大ハマりしてしまった。あれだけ美味ければ北国の人も高血圧にもなるわ。完全にしょうがない。

アルプス公園まで

シャトルバスは高い*3のでタクシーで行こうかなと思ってたのだが、googleマップを確認したところ徒歩で1時間。朝食を食べすぎて腹ごなしをしたかったので歩いて向かうことにした。ジャスト1時間くらいで歩けたが、勾配がきつく、夜は明かりも少なそうだったので徒歩で向かうのはこれきりにしようと心に決めた。ちなみに気候はよい感じで、青空は見えるけど太陽は雲に隠れていたため日差しはきつくなく、気持ちのいい腹ごなしになった。

初日の動き

初日絶対観ると決めていたのはなつやすみバンドだったので朝はのんびり到着したため10:30以降の出演の人たちになります。というか着いてすぐにステージの場所把握のため*4歩き回っていたので実質11:00以降。

テクノウルフ

soundcloud.com

Licaxxxさんはかわいいなあと思いながら*5喫煙所にいたのだが、アー写で気になっていたテクノウルフが始まったらテンション上がってしまいフロアにでた。モジュラー的な音をブリブリやりながらパッドを叩いてリアルタイムに打ち込むスタイル、すごいかっこよかった。あとステージに6人並ぶと壮観で、やっぱりある程度の人数でステージ出ると迫力あっていいよなーと思った。ハイハットやクラップは16ステップ全部に打ち込んであって、フェーダーで音をコントロールしてるのもめっちゃよかった。音は結構硬派で好みだったし、中央で客を煽ってた方(名前がわかららなくてすみません)がなんていうか色々すごい映える人でよいステージだった。

ラビラビ

そばステージに移って座ってビール飲もうと思ってたのだがあまりにかっこよくて思わず前にいってしまった。人力ダンスミュージック。エフェクター使いはもちろんだけど、前提として声が最高でした。打楽器とlooper?echo?回した声をギュインギュイン変化つけていくのが宇宙感あってとにかく踊りまくった。爽やかな音からミニマルな音まで多彩な音が気持ちよく、野外フェスの醍醐味ってこれだよなーと一人グッときながら踊る、非常に楽しい時間。お恥ずかしながらりんごで観て初めて知ったのでなんでこんなかっこいい人達知らなかったんやと少しの後悔。しかもお一人今年で引退されるということで、「この3人でりんごに出るのは今回で最後」というMCにさらに後悔。だが、最後1回でも観れたことに感謝したいと思う。

櫻井響

www.clubberia.com

櫻井さんをライブで観れたのは初めてだったので楽しみだった。サウンドチェック時からいい感じの雰囲気で、そのままライブが始まってからは心地よい音の波。ヒューマンビートボックスってやっぱりすげーなーと思いながら揺れていた。MCで「いい感じに気持ちよく座って聴いてもらってる人も、あがってきたらぜひ立って前の方で踊ってね」という優しい言葉で何人も立ち上がっていた。座って聴いてると意外と立つタイミングって失うんだよね。声以外にもサンプリングネタとかを駆使して音を作り上げていくさまは圧巻。エンターテイナー。最高でした。

ザ・なつやすみバンド

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毎度行先になつやすみバンドが出たら絶対観るようにしてるんだけど、今回も最高だった。かわいい。櫻井響さんの時から最前列にいたのでそのまま最前列で観れたが、転換時には既にかなりの人が集まっていて人気の高さが伺えた。たまたま前にいたからよかったけど、油断してたら泣くはめになっていたかもしれない。演奏も素晴らしく、いい空間でずっと笑顔だった気がする。ゲスト(サポート)で来ていたトロンボーンの方、フルートの方、お二方ともすっごいよくて、音は豪華なような素朴なようななつやすみバンドの魅力がグッと深まったようなステージだった。あとやっぱりSSWやってもらえて嬉しかったので貼りました*6かせきさいだぁ氏とコラボ7inchを作ってるということを知らず、物販にて購入。最高。その際、いろいろ僕が面倒事を頼んでしまったのだけど、すごく良くしてもらって、「好きなバンドの人と話せて嬉しい」「面倒事頼んでしまって申し訳ない」「応えてもらっちゃって申し訳ないけど超嬉しい」と感情が爆発した。恋に近いものがある。

小休止

XTAL観たかったんだけどトイレ行きたい&ビール補充したい&胃袋に何か入れたい(酔って死なないように)ということで小休止。りんごステージに偵察に行き、あっこゴリラさんの盛り上がりにワクワクしつつ、ビール飲みながら喫煙所で休む。XTALちょっとでも聴きたかったしそばに戻ってカレーとカオマンガイのハーフ&ハーフを食べた。超美味かった。シンハーとあう。そんでもってあとがけのスパイスに「ご自由にどうぞ(すっごい辛いから気をつけてね!)」と書いてあったのだがほんとにすっごい辛かった。

CICADA

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そばに戻っていたのでCICADA。これも絶対観ておきたかった。転換だから座って食事をしていたが、サウンドチェックでcommonのbeを演奏し始め思わずすぐに食事を切り上げ最前列へ。りんごでbeといったらむしろpe、めちゃくちゃテンションの上がる演出だった。こういうサービス精神あふれる発想のできる人に僕もなりたい。

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ちなみに貼ったMVはCICADAで『Yes』。ライブで聴きたいなと思っていたら演ってくれてすごく嬉しかった。城戸あき子さんの言っていた「はじめはringo a go goから始まって、今日はこのステージに出させてもらった。でもまだりんごステージで演れてないから来年はりんごステージで会おうね」というMCに超ぐっと来ました。we gonna go, we don't stop!

小休止2

トクマルシューゴさんに急いで向かったが終わっていた*7のでmabanuaさん待機のため再びそばへ。と思ったけどEYヨさんが回していたので思わず踊る。才能の塊というかもう形容し難いプレイに圧倒されつつ、OKADADAさんがわさびで始まるということでわさびへ移動。こちらも10分程度しかいられなかったけどギドラの『大掃除』がかかったときは一人で超アガった。後ろ髪引かれる思いをグッとこらえてようやくそばへ。

mabanua

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新曲が多かったmabanuaさん、無事間に合いました。そばステージのいいところは人がかなり入っていてもぎゅうぎゅうに押し込んでこないまったりした空気だったため、特にグイグイ前に行くわけでもないのにするりするりと前から3列目くらいで観られた。パッと目を横に移すとギターに関口シンゴさん。最高!新曲は結構ダンサブル(最近流行りのディスコ調の香りがした)*8。「自分の曲で初めて日本語で歌詞書きました」といっていたが歌声の良さでやられてしまいちゃんと歌詞まで聴けてませんでしたすみません。締めが『talkin' to you』で、あれこれ人が死ぬんじゃないのってくらい盛り上がったが、貼った動画は『drawing』なぜなら僕が好きだからです。2曲目か3曲目くらいにやってくれたときは昇天寸前でした。

DJ HASEBE

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ORGE YOU ASSHOLEが観たかったのでまたもやりんごへダッシュ。何回往復してんだよと思いつつも頑張った。が、残念ながらラスト1曲の終盤しか聴けず。残念だなーと思いながらおやきに移動しようと思っていたら、りんごのサブステージでHASEBEさん登場(ちゃんとタイムテーブル確認してなかったため気づかなかった)。そのまま踊っていくことに。が、HASEBEさんがマジでヤバく、ベストアクトと言っても過言じゃないのではと思うレベルで最高だった。2日目にも観ることになるのだが、初日は選曲が「明日激しいのやるから今日はまったり(HASEBEさん談)」ということで、のんびりしたスタートだったのだがこれがやばかった。特にmoomin『風をあつめて』(はっぴいえんどのカバー)からnever young beachに繋いだには死ぬかと思った。本当に高ぶった時、人間ってこんなに声出るんだってくらい歓声をあげてしまった。kids in parkがかかったときもやばかった。「出演は明日だから大丈夫だと思う」って言ってORIGINAL LOVE『接吻』がかかったり、サブってなに?って感じで超盛り上がってました。

PARKGOLF

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STUTSさんを途中で抜けてパーゴルさんへ、と思っていたが甘かった。HASEBEさんが終わった頃にはもうおやきに入れないレベルで人が殺到していた。グイグイ前に行くことを否定はしないんだけど、僕個人的には「もう無理だっつってんだろ」みたいな状況で前に来られると嫌だし、自分自身も人に嫌な思いさせてまで前でみたいと思えない*9ためそのままパーゴルさんへ向かう。パーゴルさんの方も入れなかったら泣きながら飯食おうと思ってたけど普通に最前列でした*10Red Bullステージはほぼオープンスペースなのでもとからぎゅうぎゅうになるような感じではなく、ああいう距離感で踊るのがやっぱ好きだな。パーゴルさんはキレッキレで最高、一瞬でビールがなくなりました。maltineよろしくの中毒性のあるビートマッピング、アドレナリン出まくり。オープンスペースにもかかわらず、右も左も踊り狂ってる様は圧巻でした。最後の方に『百年 feat. おかもとえみ』をかけてくれたのも嬉しかった。この辺で既に踊りすぎて筋肉痛が確定していたと思う。

TOWA TEI

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ダメ元でSIMI LABみたいなーと思っておやきに戻る。喫煙所には入れたがそこから先には行けそうになかったので15分くらい観て*11りんごステージへ。TEIさんもやっぱり観ておきたかった。りんごは人こそぎっしりいたが、意外にもステージ脇あたりには人がまばらなスペースもあったのでそこにちょこんと突っ立っていた。two month offとかまじかよTEIさん、死んでしまいます、といった感じで職人芸を堪能。やっぱり天才だわあの人。なにをやってもかっこいいというかオーラが凄くて、半年ぶりくらいに観たけど変わらず最高でした。いつも通り、『tongpoo』プレイしたり、最後「次、とりあえずこれかけとくから転換よろしくね」と言って『Rydeen』をかけてステージをあとにするあたりかっこよすぎてビビる。

New Optimism

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人がはけたので、CIBO MATTOの感じなのかなと勝手に想像しながら最前列へ。正面付近最前列という好立地。周りも「ラッキー、前が空くと思わなかった!」と入れ替わり立ち替わりでした。なんかすげーセッティングしてるなと思ったら、想像とぜんぜん違うdopeさでビビる。ていうかハトリさんって勝手にスラッとした背の高い女性だと思ってたんだけど、意外と小柄な可愛らしい方でした。そして英語の発音。客層的になんか反応がいまいちだった気もしなくはないが、ぼく個人的にはすごく楽しめた。OMSBが出て来るというサプライズもありつつ、なんというか、こう、こういうビートって何食ったら思いつくんだろうってな具合でどんなジャンルだろうとヤバイ人はどんなジャンルでもヤバイ曲作るんだなと痛感させられたセットだった。

COSA × KID FRESINO

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本日のトリ。もちろん僕も超楽しみにしてた。この話は2日目でも出てくるんだけど、とにかく人気なのはわかるけど人押しのけてまで前に来る人達がすごかった。この辺に関しては思うところあるから後で触れるけど、とりあずCOSA × KID FRESINOは悪くないので話を戻す。初っ端からガンガンあげてって、日本のhip hopはマジで明るいなと涙が出そうになった。40分だとアルバム1枚分まるっとやって終わりかな?と思っていたが、2人それぞれのソロ曲も数曲交代で演ってくれてやはり最高。COSAさんもFRESINOさんも、お互いタイプは違えど「いわゆる今までの日本語ラップ」とはまた味わいの違う*12フロウが素晴らしい。しかしなんといっても二人揃ってのステージが圧巻で、韻の被せは大合唱だった。いぇいいぇい!*13ラストはやっぱり『LOVE』。もうこれは日本hip hop史に残る名曲だと思う。hookの大合唱の中、一人で笑いながら泣いた。そして初日は終わりを迎えた。

帰りそして寝るまで

さーて歩いて帰るのは無理だからトイレ寄ってタクシー拾うぜと駐車場にいったところ、引くほどの大渋滞。タクシーが圧倒的に足らん。シャトルバス人殺到でどこまで並んでんの状態。とりあえずタクシーの列に並び、序盤はいいペースではけていったがものの15分程度でタクシー不足。いつ帰れっかなと思いつつ突っ立っていると定番のRed Bullお姉さん登場。天使かと思った*14。翼を授かりつつ待っていたところ、会場警備の方から「タクシーがとにかく足りてない、松本駅までいくならシャトルバスの方が早い」というアナウンスがあったのでシャトルバスに切り替える。すし詰めではあったが確かに移動したタイミングでそのままバスに乗ることができた。そして知った事実。シャトルバスで¥1,000は高いなーと思っていたが「往復¥1,000」とのこと。行き帰りシャトルバスだったら片道¥500相当だったのだ*15。2日目は行き帰りシャトルバスだなと心に誓い、バスの中で僕の手にめっちゃ頭を載せてくるお姉さん(残念ながら「電車で横に座った人の頭が肩に」的なやつじゃなく、ポールをつかむ僕の手をクッションにして、正面から額を乗っけてお姉さんが寝てた。文字するとわかりづらいがときめきはないとだけ理解してもらえれば結構。)を眺めつつ、うしろのお兄さんがずっと「吐きそう」って言ってたので吐かないことを願いつつ、松本駅到着。お兄さんすごいよ、よくがんばったよ。とりあえず地元の赤ちょうちん探すかとホテル近くを散策して居酒屋で一杯。ご当地系の手頃な料理はみんな終わってた(なんやかんや11時過ぎくらいだったので)ため煮込みとビール。郷土料理は食べたかったが、それよりも土地に根ざした店で飲めたのが楽しかったのでよしとする。酒飲んでたので風呂はさっと30分程度で済まし、就寝。

2日目

朝食&朝風呂

初日はきちんと固形物を胃に入れながら飲んでいたため二日酔いも特になく、スッと目が覚めた。とりあえず軽くストレッチをして2日目の朝食へ。美味い、美味すぎる。埼玉銘菓は食べたことないけど、多分同等に美味いと思う。朝ごはんが楽しみな旅行っていいなーと一人感慨に耽っていた。美味すぎる漬物&米&味噌汁が最高すぎた。食事のあと思ったより時間に余裕があったため朝風呂へ。朝風呂もひげ剃りがメインタスクだったのでさっと暖まって部屋に戻って準備。サ上とロ吉が絶対観たかったのでシャトルバス用の¥1,000を握りしめていざゆかん。

2日目の動き

サイプレス上野とロベルト吉野

www.youtube.com

到着後、まずはビールを確保してりんごステージへ。始まる30分近く前にスタンバイしたので前から2列目。十分すぎる見晴らし。せのしすたぁさんという可愛らしいお嬢さんが雄叫びあげながらメインステージに来たときは転換待ちだった人たち(ぼく含め)も超盛り上がった。tofubeatsのセッティングの方が先だったのだが、ロ吉さん登場からのセッティングを行いおもむろにtofuさんのPCの上にレコードを置いてて笑う。ロ吉さんのウォーミングアップで既に会場は沸いていたが、ステージが始まった瞬間からぶち上がり。『ぶっかます』『上サイン』『HipHop体操第二』など、朝っぱらから声が枯れるのではと思うくらい騒いだ。MCで「多大な悪影響を及ぼした、尊敬する石野卓球プロデュース」のくだりは最高でした。終了時はサ上さんはKOKに向かうということで会場全体でエールを送った。残念でしたがお疲れ様でした!10kg減量も頑張れ!

tofubeats

www.youtube.com

セッティングのときから思ってたけどtofuさんでけえな。サ上とロ吉が終わったあたりからくっそ人が前になだれ込んできてちょっとモヤッてた。とりあえずtofuさん登場、さらに人が押してくる、さらにモヤる。ともあれスタートは『SHOPPINGMALL』から。新しいところで『LONELY NIGHTS』*16、上で貼った『No.1』*17や『水星』『Don't Stop The Music』などアンセムもプレイしててすごく楽しかった。個人的にはインスト曲がtofu節全開で超アガったんだけど会場はそこまでって感じだったようだ。そういえば水星のイントロをブルースハープでやってたんだけど誰か動画上げてんのかな。tofuさんはガンガンアップしていいと言っていた気がするが僕は撮ってないので他の人に任せる。

川辺ヒロシ

kawanabehiroshi.com

tofuヘッズたちの大移動でぜんぜんりんごから出ることができなかったので、喫煙所で一休みしてからおやきへ。ちょうど川辺さんの時間だったのでこれまた喫煙所に入っていった。既に結構人がいたけど、喫煙所出てすぐのところでたまたまスペースが出来たのでそこで鑑賞。後半の追い込みがヤバく、山下達郎『Funky Flushin'』がかかった瞬間にフロア大盛り上がりの大合唱。川辺さん最高すぎる本当に。ちょうど日差しは強いけど風が冷たくて気持ちいいなーと思っていたときにあんな曲がかかったものだから「僕はいま西海岸にいる」と謎の精神世界へ潜り込んでしまった。

campanella

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曲は好きだから貼った。二日酔いでリリック飛ばしながらも、昨日のCOSA×KID FRESINOと同じく「日本人ラッパーのレベルの上がり方」に驚愕。本当に本当にかっこいいMCが増えたし、campanellaさんもその一人だと思う。この時点でもう結構人の入りがしんどい感じ(もともとおやきは狭めのステージなので)になってきてた。僕はたまたま空いたスペースに入り込み前から10列目くらい、ぎり屋根の内側あたりに突っ立ってた。前に立っていた人たちがみんな長身だったので正直あまり見えなかったが、音がかっこよかったので個人的には満足している。次回観るときはもっと近くでみたいなと思わせる素晴らしいラッパーでした。

チプルソ

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もうこの辺から人が多すぎてわけわかんなくなっていた。「No DJ, 1MC」とビートボックスに乗せながら登場するチプルソさん。雰囲気がもうヤバイ。お家芸フリースタイルを交えながらガンガン客をアゲていく。さすがフリースタイルが美味い人間はMCも上手くて、「PAさんもっと外音上げてください、マイクももっと上げてください、おやきステージもっとアガってください」で客ぶち上がり。そして僕としてはDJ KRUSH『四極』でフリースタイルしていたのがマジでアガった。KRUSH!!!もちろんフリースタイルだけでなく、上にも貼ったサンプリングネタがヤバすぎる『淡い』など素晴らしいステージ。エンターテイナーのスキルを見せつけられた30分だった。

唾奇×Sweet Williams

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チプルソさんの時からそうだったんだけどtofuさんのときと同じくとにかくすし詰めだってのに前に来ようとする人が多すぎて死ぬかと思った。まあいいよ、いい。文句言ってもしょうがない。ただ僕はそういうのちょっといいやって感じです。いずれにせよステージがスタート。SWさんが出てきてビートが流れる。超上がる。でも多分会場の半分くらい、入場時のSE流してると思ってたんじゃないかな。あー、人がグイグイ来すぎててちょっとネガティブな感情が出てきてる。よくないですね。なんにせよインストでも最高だったんだけど唾奇待ちみたいな状況から唾奇さん登場。大歓声。散々文句みたいなこと書いたけどこれもtofuさんのときと同じで、始まるとやっぱすげーかっこいいからいろんなものが吹っ飛んだ。唾奇さんはMCでも結構アツいこと言ってたんだけど最後はやっぱり「奥の方いけば人少ないからセックスしようぜ」で爆笑した。唾奇×SW名義なのに『Soda Water』もやってくれたしサービス精神満点。ラスト『made by day』での「金がねーから歌ってんじゃねえ ふざけんじゃねえ」の大合唱は最高だった。その後Pich Odd Mansion(と唾奇さん)がすごく好きなツイート放ったので載せておきましょう。

小休止

「え?呂布カルマみてないの!?」って感じだと思うが、トイレに行きたかったので惜しまれつつ退散。坂の上から聴いてました。呂布カルマは大きいから遠くから観ててもわかりやすいのがいい。そんなこんなでビールが足りなくなったが血中アルコール濃度ケアのためご当地料理も調達しようということで山賊焼きを注文。もらったときに「え、揚げ物なんですか?からあげじゃなく山賊焼きなんですけど」とお姉さんに聞いたら笑いながら「揚げ物なんです。鶏を揚げる、盗りあげるということで」と教えてくれた。くだらな過ぎてお姉さんと一緒に笑った。

ディープファン君

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山賊焼きを食べる場所を考えていたのだが、りんごのコンピ*18で聴いてかっこよかったディープファン君を観がてら食べようとそばへ移動。山賊焼きはパンチがあって超美味かったです。ビールで優勝できる。で、ディープファン君。これがもうすごかった。圧倒的ステージング。なんかシザーシスターズを観たときのような衝撃だった。上に貼った動画は今年のフジロックのものだが、とにかくテンションがぶち上がったステージングでお客さんもノリノリ。男性ボーカルの高音はファンクを歌うために生まれて来たのではと思うレベルですごかった。ディープファン君、音源もよかったけどライブ見に行くと絶対好きになると思う。僕はなった。

DJ HASEBE

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昨日に続いて2回目でございます。まあ昨日が昨日なんで、というかもうHASEBEさんなんでよくないはずがないんですよ。ちなみに初日の宣言通り、激しめ(というかクラシック多め)で会場ぶち上がり。途中ソフトウェアがフリーズするというハプニングもあったが会場は終始踊りまくりの「DJってすげえ」と思えるセットだった。jackson5の大合唱とか、house of pain『jump around』とかブチ上がった。上に貼ったのは前日出演されていた野宮真貴さんをfeat。これ初日の方に貼ればよかったな。その他『never mind』や『今すぐ欲しい』など、HASEBEさんワークがたくさんかかって泣きそうだった。

田我流

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ディープファン君のときから前から2列目にいたのだが、HASEBEさんが終わって後ろ振り返ったらすごいことになっていた。下手するとそばがあんなにギュウギュウだったのってこの時だったんじゃないだろうか。登場した田我流はしきりに「あんますげー勢いでいくと疲れちゃうから揺れながらいこうぜ」とフラグをビンビンに立てたMCからスタート。なんというか立ち振舞がすごい男前でした田我流さん。チプルソさんのときも書いたけど、(性質こそ違うが)すごい力強いオーラがある。フロアが暖まったタイミングで『やべ〜勢いですげー盛り上がる』。カウントダウンが始まった時点で会場爆アゲ。モッシュかってレベルで踊る跳ねる。しかも田我流さんが「この曲の最中に俺の仲間がビデオ回してるあそこ(会場後ろ)まで行く」と宣言し、実際にダイブ。クラウドサーフで無事最奥まで行った模様。半端なかった。戻ってきてからは政治に対する苦言を呈しつつピースな雰囲気から会場みんな待ってましたと言わんばかりの『ゆれる』。たぶん泣いてる人結構いたんじゃないかな。僕は泣いたよ。『回る』なんかもやってくれて最高だったな。キーボード叩きながら目頭が熱くなってきた。

小休止

ここで小休止。ZAZENに間に合えばいいなと思いつつりんごステージにあるアメスピのサンプル配布所にタバコをいただきに行く。動きすぎて疲れていたので、普段はアメスピ吸ってないけど座ってのんびり聴けるところを求めて移動。この時、あまりに疲れていたためG.RINA & Midnight Sunを見逃してしまうという失態を犯したことに気がつくのはまたあとのお話。ビールを確保してアメスピブースへ。ZAZENは巧すぎて異次元だった。ZAZENが終わったタイミングで再びそばへ。が、またしても行こうと思った途中のRed Bullステージで寄り道、踊ってたらDJ TASAKAさんの番になってさらに踊る。人間意外と体力あるもんだな。

Slow Riddim & Good Time

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日が落ちて来て涼しくなってきたなーと思いながらそばステージで腰を下ろす。そこでこちらSlow Riddim & Good Timeさん。MCで「大阪からきたSlow Riddim & Good Timeです。いまみたいなこんな時間のことをバンド名にしました」といっていたが、まさにその通り、バッチリのタイミングでの登場だった。パワフルな曲も、しっとりした曲もgood timeと名乗るだけあるいい時間だった。ツインボーカルお二人とも声量がすばらしく、MC時にちらっと『悲しくてやりきれない』*19の一節をアカペラで歌ったときは鳥肌が立った。「youtubeにMVあるよ!」とおっしゃってたので上に貼ってあります。いい。

Seiho

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BLACKSMOKERSはセッティング時にトラブルがあったのかなかなか始まらなかったからお土産買いに下降りてそのままSeihoさんを観に。Seihoさん、ぶっ飛んでたなー。昼ほどではないけどやはりおやきは混んでいたので坂の上から聴いていたのだが、これはフロアのど真ん中にいたら超楽しいだろうなと思いながら踊ってた。Avec Avec『Moon Prism』がかかったときは脳汁出まくった。僕は坂で踊ってたので、通る人が「ノリノリですね」と笑って声をかけてくれた。恥ずかしかったけど、悪意ある言い方じゃなかったから嬉しかったです。Seihoさんは15分くらい観ただけなんだけど今度またゆっくり観たいなぁ。

BLACKSMOKERS

blacksmoker

そばに戻るとちょうどライブ開始のタイミング。さすがスモークの焚き方がすごかった(他の人たちのときに比べて)。エグいビートがガンガンなって、ソプラノサックスがうなりあげるのすごくかっこよかった。なにやらソプラノサックスはマイクの不調?のようでマイクを通さずそのまま音を出していたんだけど、たまたま最前列にいられたからガッツリ聴こえてよかった。すごいかっこよかったからこそ後ろの方のお客さんまでちゃんと届いていたかがちょっと心配。若干りんごから話はそれるがBLACKSMOKERのwebサイトだいぶ更新されてないようでinfoが2011年、flashサイト久しぶりにみた。なんにせよすげーよかったのでまたどっかで観たい。

DJ KRUSH

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この時間のためにりんごに来たといっても過言ではない。いやもちろん他にもいろいろ観たい人はたくさんいたし、現にここまで書いてきたように絶対観たいというステージを何個も観ることができた。が、だ。僕にとってDJ KRUSHという存在はあまりに大きい。自分でもKRUSH信者だと自覚している。そんなDJ KRUSHが、2日間に渡ってとても楽しかったりんご音楽祭2日目のトリ...始まった瞬間から泣きそうだった。ちなみにセッティングしてる最中のKRUSHさんはいままで観たことがないお茶目さでほっこりした。サウンドチェック後「じゃあやりましょうか」の一言でスタート。

もう本当に聴きながらずっと反省してた。この人は本物のオリジネーターで、世間とか周りがなに言ってても自分のHipHopを体現していく人なんだなと。ダブステ的なベースミュージックの手法を取り入れた曲をガンガンプレイしてたんだけど完全にDJ KRUSHそのもので、「この人を超える世代がそろそろ出てこないとKRUSHさんに申し訳ない」と思うくらい完全にトップランナーだった。僕はDJ KRUSHが大好きで、どんなことをしても超えられないのはわかっているが、それでも越えて行こうとしないと、僕のような世代がもっと頑張らないと、KRUSHさんが育てたシーンや文化をさらにいいものにしないとダメだ、と反省しまくっていた。それくらい圧巻のステージで、声をあげることすら忘れて踊り狂ってた。

その後チプルソ氏、呂布カルマ氏、OMSB氏を交えて『軌跡』からプレイ。ラストOMSBの『ロムロムの滝』はOMSB氏が「ぶってえの来るけどびびんなよ」と言って始まった。本当にめちゃくちゃ太い音でテンションが青天井。理性崩壊。歓喜の渦。全部終わったときには終わったことが理解できなくてしばし呆然としてしまった。DJ KRUSHはいつまでも僕のスーパーヒーローだ。

帰りそして寝るまで

すべてが終わって、若干飲みたりなさを感じたのでとりあえずそばステージから撤退。牛タン串を買ってビールで一杯やろうか迷ったけどこれはまた次の機会に。というのも、さくっとホテルに戻って風呂入ってからホテルのレストラン(朝食のところ)で一杯やろうかと思っていたのだ。そのため遅くなりすぎるとレストランが閉まってしまう。ということで行きに買ったシャトルバスのチケット片手にバス乗り場へ。あ、おみやげにりんごキャンドル(小)買いました。まあいいとしてバス乗り場へ行くと、昨日がなんだったんだというレベルでそのままバスに乗り込むことに成功。しかも座れたので、名残惜しさを感じつつもゆったりと松本駅前まで移動できた。

バスを降りてタバコだけ買ってホテルに戻ると驚愕の事実。ホテルのレストランは日曜日が定休日だったのだ。完全なる失態。もうホテルで飲む気まんまんだったから周辺の店とか全然調べておらず、身体もいい感じに疲れていたのでコンビニで酒とつまみをかって先に風呂に入ることにした。2日目は日差しがあったので多少の日焼けをしつつも、事前に対策をしていたので問題になるほどでもない程度で済んでいたので気持ちよく入浴&サウナ。カラカラになった状態でホテルの部屋でビール。普段家とかでは発泡酒で済ませちゃうことも多いんだけど、流石に一番搾り買ったよね。長野ではそうなのかわからんのだが、鉄腕ダッシュが9時台にやっていたのでTOKIOをみつつ、またおしゃれイズムで上田晋也森泉今井翼をみつつ、さっと酒のんで就寝。最高だった。

3日目と帰路

月曜は夕方から出社すると会社のメンバーに伝えたところ「いや普通に休めよ、死に体でこられても仕事にならんだろ」的な言葉をもらったので1日休みにしていたため、朝のんびり起きて朝食。変わらぬ美味さに僕笑顔。せっかくだから街中をぶらぶらしようかとも思ったが、基本的に土日も仕事をしている身としては二日間ほぼなにもせず挙句月曜に動いていないとどうにも身体の調子が狂うため、チェックアウトぎりぎりまで部屋でのんびりしてから駅前のモスバーガーへ。結局朝からオンラインになって仕事をしていたら会社のメンバーから「休め」メッセージが来まくった。週一リモートは普段水曜日にやっているのだが、たまには月曜のリモート作業も乙なものがあるという話題で盛り上がりつつ、昼過ぎにあずさで新宿へ。ちゃんと寝てたくさん食べたから体調的には万全だったが、やはり疲れはあったらしく新宿についてからはルノアールで黒糖宇治抹茶ミルクを頼んだ。くっそ甘くて元気になりました、いつもありがとうございますルノアール。そんなこんなでまたルノアールで仕事をし、新宿をぶらつき夕方帰宅。最高の二日間(移動を含めると計4日間もの時間)だった。

総括

りんご音楽祭、長野(松本)、素晴らしかった。朝から晩まで音に浸りつつ、美味いもの食って酒のんで。久しぶりにリフレッシュ出来た気がする*20。個人的にはおやきステージは狭いので呼ぶ演者によっては本当にキツイのでもうちょっとスケールアップして欲しい感はあった。また、そばステージは客層も広さも素晴らしく、ずっとあそこで寝っ転がっていたいくらいの気持ちよさでした。2日目は日差しがあったのでもうちょっと日陰が多いとさらに最高なんだけどなーとも思うけど、それはあくまで夢レベルの話なので強い要望というわけでもない。りんごステージは広くていいですね。もうちょっとりんごステージに出店してたお店で食べるもの買えばよかった。そして、どんなイベント、どんな場所でもそうなんだけど、人が既にかなりの数入っているところへ自分本位で前に進む人がいるのはやっぱりなんかやだなぁと思う。誤解しないでほしいのだが、そういうふうにギュウギュウになって楽しいイベントや文化もある(ハードコアバンドのライブとか)と思うのであくまで僕の個人的な趣向の問題だ。我先に、という言葉がぴったりなくらい自己中心的な考えでそのイベントに来ているようにしか感じないし、心地良い環境でいい音に揺られたいので興がそがれるというのが本当につらい。まあそこまでして「絶対観たい」という気持ちは否定しないので、僕は僕で自分の趣向にあったイベントや場所を探すのがいいんだろう。いずれにせよりんご音楽祭すごい楽しかった。今年は結局長野でも仕事してバタバタ帰ってきてしまったので蕎麦が食べられなかったので、また長野にいく理由ができました。来年も楽しみにしてます。あーつかれた!

*1:ちょっとタバコ吸いたいから喫茶店入って、とかでどんどん金がなくなっていく

*2:特急あずさ指定席で¥6,700、長距離バスは¥3,500

*3:後述するがこれは半分誤解だった

*4:かつビールの調達のため

*5:もちろんDJプレイもよかった。5分くらいしか聴けなかったので挙げてないだけ。

*6:オフィシャルサイトのURL貼ったら中黒が文字化けてたというのもある

*7:CICADAと時間ほぼかぶってたので当たり前だ

*8:Rhymesterのfuture is bornも完全ディスコだったし

*9:STUTSさんが「そこまでしてみたいわけではない」のではなく、どんなに大好きな人のライブでも「そこは自分がこらえて、超悔しいけど次の教訓にする」というスタンス

*10:Licaxxx女史との入れ替わりのとき貴重なツーショットやでと思わず写真撮ってた

*11:というかほぼ見えなかったので「聴いて」が正しい

*12:どっちがいい/わるいじゃないので

*13:『KDFS × COSA』でのCOSAの一節

*14:単純なのでいつも来てくれるたびに思ってる

*15:無料じゃないと認めない、という人はごめんなさい

*16:朝からすみませんと言っていたtofuさんはかわいかった

*17:好きな曲だからこれ貼った。G.RINAさんはいらっしゃらないでtofuさんが歌ってた

*18:http://ototoy.jp/feature/2017091508 期間限定なので注意されたし

*19:もちろんフォークルのカバー

*20:肉体的には疲れていても精神的な疲れが抜けると人間はまた動けるようになる

ちょっと言いづらい「体調が悪いのに病院にいかない人」問題

知人から連絡がくるときに結構な確率であってどうにかならないもんかなと困っている件がある。「体調が悪いのに病院にいかない人」問題である。

体調が悪いのに病院にいかない人問題

なぜかそういう人から連絡がくることが多い。普段あまり使わないLINEの通知がきたかと思えばそんな連絡ばかりだ。個人的には病院嫌いや薬が苦手なこと自体はしょうがないと思ってる*1。しかし、僕に連絡してこれるような余裕があるなら余裕のあるうちに病院へ行ったほうがいいと思うんだけどとも思ってしまう。 それはさておき、僕がこれのなにに困っているかというところを忘備録としてまとめておく。

こちらがアクションを起こせない

体調が悪い、という連絡をもらうと「この人は自分になにか助けを求めているのか」という考えになるのはそこまで不自然ではないと思うのだが、しんどいようだったら病院行った方がいいよと言っても「病院には行かない」と返されたらそこまでだ。僕は医者じゃないからなにもしてあげられないし、医者に行くつもりがないと宣言された時点でもう打つ手がなくなってしまう。

まわりに不安を煽ったままになる

一番しんどいのは本人だ。それは間違いないだろう。それを踏まえた上で、自分は体調が悪いが病院にはいきませんと宣言することで周りはどう思うか、というのは考えなくてはいけないんじゃないかと思う。私事で恐縮だが、僕は立場がらスケジュールはそれなりに埋められているし、スケジュールが空いているところを狙って席にくる人も多い。なので体調を崩したら症状と回復具合はなるべく伝えておくようにしている。

というのも、「自分は体調が悪いです」「ただ治る見込みはわからないです」と言いっぱなしにしても、あの人はその後大丈夫なんだろうかと無駄な気力を使わせてしまうだけだからだ。「病院行って2~3日寝てろと言われちゃいました」とか「もうだいぶよくなってるので明日には行けそう」とかって情報があるからこそ、そこに照準を合わせて周りも動けるようになるわけである。僕は「体調悪いけど病院はいかない」と言われても、「いつ治るかわからん上に、体調悪い時にそんなことで(病院行って診断してもらってこい、と)説教されるのも嫌だろうからなぁ…」と手詰まりになってしまう。これは仕事関係での例だが、普通の友人関係であれば友人を「あいつ大丈夫かな…」と心配させたまま放っておくのってそれもどうなのよと思ってしまうのだ。無駄に人を消耗させないため*2にも病院には行ったほうがいいと思う。

ミサワになりかねない

地獄のミサワといえば有名な「つれー 昨日実質1時間しか寝てないからつれーわー」があるが、あれと同じで「それをまわりに伝えてどうするねん」状態になりかねないところも怖い。もちろん体調が悪いのはわかっている。であればおとなしく安静にするなり(病院に行かないのであれば)すればいいところを自分から発信してしまうことで「またあの人の体調不良話が始まった」と受け取られかねない。僕もそういう人に体調が悪いと言われても「でも病院いかないんでしょ?どうすればいいんだろう」といつも困惑してしまう*3。本人からすれば体調が悪い上に居心地が悪いだろうから悲劇に近いものがあると思う。なので体調が悪いときは安静にしている方がいいだろう。ただ、体調が悪すぎて周りに助けを求める時*4はどんどんいった方がいいのは間違いない。

苦手でも病院は行った方がいいと思う

上記のような考え方を持っているから、というのは間違いなくあるが仮にそうでなくても「歯が痛いときにどんなに歯医者が苦手な人でもまあ最後は行くでしょ」みたいなところです。行かなくて治るんだったらそれもいいと思うけど、つらい状態を長く続けてかつそれを周りに話したとしても結局「じゃあ病院行きなよ」って言われるだけだし、そんな寸劇を体調悪いときに繰り返しやり続ける方がつらいだろうにと思っている次第。

*1:なんらかトラウマがある可能性もあるし、あまりツッコめない

*2:もちろん自分も消耗しないためにも

*3:当たり前だが仕事関係なら早退や欠勤の許可なんていくらでも出すけどそれでも困惑するし、友人関係だと自分がどうにもできないことが多すぎて即困惑する

*4:スポーツドリンク買ってくるとか家まで送るとかそういうの

酒を飲むためだけに注力した生活へシフトする

歳をとってめっきりアルコールに弱くなった話は幾度となく書いてきた。

tokidokidj.hatenablog.com

その上であえて言いたい。僕は酒が好きだと。好きなのでたくさん飲みたいし、たくさん飲めると僕は楽しい。なので、いかにして酒をたくさん飲んで問題なく生きていけるかということにフォーカスした生活にシフトすることに決めた。

酒をたくさん飲むことにフォーカスした生活

目的は「酒をたくさん飲んでも健康面*1に問題なく生きていくこと」である。酒をたくさん飲むためならいかなる努力も惜しまないという意気込みで参りたい所存だ。

実施内容

食生活

酒を飲む際に同時に胃袋に入れるものは極めて重要だが、短期的な摂取でアルコールを即時的に分解してくれるものはおそらくない。あったらそれをもう買ってる。ということで「おそらくアルコールとの付き合い方が短期的に劇的改善をみせるようなものはない」という考えのもと、それであれば「長期的にアルコールとの付き合い方が改善する食生活に移行する」という結論に至った。

具体的施策

まず日常的に摂取するものをアルコール分解の助けとなるものへと切り替える。1日に数回しか摂取しない「食事」というものを すべてその方向へと切り替えるのだ。注意したいのはいずれもネット上に転がっている情報を前提にしているので眉唾なものもあるだろうからあくまで「どうやら効くっぽい」の範疇を出ないと自覚した上で実施するということである。

ごま

セサミンが肝機能改善やアセトアルデヒド分解に効果があるとのこと。積極的に摂取していきたい。脂質が多くアレルギー源でもあるということで摂取しすぎるとよくないという話も見るが、幸いにも痩せ型である僕としてはそこまで気にするレベルでもないしアレルギーも花粉症しか持ってないのでしばらくは日常的にごまを摂っていこうと思う。

イカ

イカにはタウリンが多く含まれているらしい。タウリンは飲む前/飲んでいる最中にはこれといって効果がない一方で、またもやアセトアルデヒドの分解に役立つらしいので二日酔い防止としてこれも摂っていきたい。なによりイカはつまみとして素晴らしく働いてくれるので酒を飲む際には必ず一品加えておきたいところ。日常的にとるとなるとどういったものがあるのかは微妙だが、僕は塩辛で米が食えるタイプの人間なのでおかずに一品足すなり、冷凍のイカそうめんを常備しておくというのもありだろう。

tokidokidj.hatenablog.com

ブロッコリー

スルフォラファンという成分に肝機能強化の効果があるらしい。またグルタチオンというアミノ酸も同じく肝機能にプラスの効果があるようだ。ブロッコリーは野菜の中でも食べごたえがあるので食事のなかに入れやすいので日常的に摂取することが容易である。しかも冷凍食品でだいたいどこのスーパーにも置いてるので購入ハードルも低くてよい。最近では自作ごまだれを茹でたブロッコリーにかけて食べるというのを実施ているのだが、これが美味い上に健康になれる気がして一石二鳥感がある。

味噌

コリンという栄養素が肝機能改善/向上に効果があるとのこと。味噌といえば味噌汁だろうよということで、既に日常的に摂っているがこれは継続していきたい。また、おそらく一般的にも肝機能改善に効果があると広く認知されているだろうしじみや、豆腐などと組み合わせやすい。しじみは単価面や処理の面倒さから常に用意しておくのは億劫だが、豆腐であれば¥100でさっと買ってこれるのでこちらをメインに考えたい*2

納豆

レシチンなどの栄養素が肝臓に効くとのこと。またビタミンB2は血中アルコール濃度を下げる効果があるそうなので、飲む前などにさくっと食べてから飲酒に臨みたい(要歯磨き)。納豆は個人的に大好きなのでガンガン摂っていきたい。特に字面的に好印象な「血中アルコール濃度を下げてくれるビタミンB2」は体内にためておくことができないそうなので、日常的に摂取しないと意味はなさそう。これは「全国納豆協同組合連合会 納豆PRセンター」というところに情報が載っていたのでそちらのリンクを置いておく。

www.natto.or.jp

運動

食生活というのは極めて重要ながら、結局身体を動かさないでなにか自体を好転させようというのは難しいのではと思っている。以前酒で失敗した時に自戒の念を込めて書いたエントリ*3では

肝臓をどうこうする、と言うのはもはや不可能だと考えている。であれば僕がなにかしら対応を加えられるのはどこか、筋肉である。筋肉は肝臓で濾過されたアルコールが巡り巡って消費されるところらしいので抜本的な対策とは言い難いが少なくとも二日酔い対策程度にはなるだろう。また、リアルタイムで消費できる量が激変するとは思えないが、気休め程度にはアルコール消費に効果があると思われる。できることは全部やる、そういうスタンスでいきたい。

ということを書いている。これは継続してやっていきたい。

体幹トレーニング

ボルダリングをやっていたときにボルダリングジムの人から教えてもらったストレッチと体幹トレーニングを再開しようと思う。体幹トレーニングのいいところは特に器具もいらないし、家の空いたスペースで行えるところだ。音楽聴きながらでもいいし、映画見ながらでもできる。最近は食事の準備をしている際にちょいちょいやったりしている。屋内で行えるため天気を選ばないので、外に出てやる運動が出来ないときには体幹トレーニングを行う、という代替手段としても使えるあたりが精神的にも楽でいい。

ジョギング

ジョギングのいいところは「とりあえず外に出る必要がある」というところだ。インドア派なので外に出るのは結構億劫なのだが、結局外に出るというのは楽しい。季節の変化や家の近所で潰れてしまった店/新しく開店した店などをチェックできたりするのもいい。視覚情報として家の中以外のものを頭に流し込むと思考もはっきりしてくるので体力的に無理のない範囲でやっていきたい。しかしジョギングは天候に左右されるので雨の日に「今日は走りたい気分だったのに」となることもある。その場合は体幹トレーニングでお茶を濁すしかない。また、スニーカーがボロボロになってきてちょっとこれで走ったら膝やりそうだなという感じになってしまっているので安めのランニングシューズを早急に用意する必要があるのもちょっとつらいところ。

ラジオ体操

ラジオ体操て、とお思いかもしないが意外といい運動になるらしい。ザ・眉唾な感じだがネット上で「ラジオ体操5セットで1日に必要な運動量に相当」という記事も見かけた。確かにラジオ体操は全身をつかってやるのでまあ期待はしないでも多少の効果はあるだろうという感じで考えている。以前は毎朝起きたらパスタを茹でている間にラジオ体操をしていたので、その感覚で朝に1セット、シャワー浴びる前などにもう1セットくらいやっとけばまあそれなりの運動になるんでは、というゆるい感覚で取り入れていきたい。

結び

酒を飲むために生活を変えるってどうなのよと思う方もいるとは思うが、僕にとって酒を飲むというのはこれ以上無い楽しみの一つであるのでそこに熱量を注ぐこと自体には何も違和感がない。そして大好きな飲酒だからこそ悪い思い出にしたくないということで、良き飲酒のための良き生活を送っていきたい。健全な飲酒は健全な肝臓にこそ宿るのだ。

*1:肉体面/精神面両方を含む

*2:豆腐は足が早いのでなるべくその都度買うスタイルでいく

*3:冒頭のこれである