天海祐希が主演しているドラマに外れがなさすぎるの逆に不安になってくるな。面白かったです。ただわりと放り出したままの設定も結構あるので、大きな感情が動くようなことはそんなにない。
- メインの役者が総じてレベル高い
- 脇を固める役者もレベル高い
- 基本的にそれなりの最悪さがあって、医者にできることは限られてるというのが一貫して描かれている
- 結果ハッピーエンドになるのはフィクションだからそれでよいとは思う
- 一方、ちょっと一辺倒過ぎるなって気もする
- 唯一のハッピーエンドにならなかったのは西郡くらいか
- 治った母親に才能ないって言われるの嫌すぎた
- 人間の脳っておもしれーとなるが、おもしろい故に怖えとも思う
- 特に認知の歪み系は精神病と似た顕現なので「こちらからはどうしようもできない」という恐怖がある
- 黒岩がいいキャラしてるし演じきった椎名桔平は最高
- 基本的に物語の根幹が「人間としての成長」なのはすごくよかった
- 一歩踏み出した深山、人のぬくもりを知った黒岩、自分を見つめ直した西郡
- あと「さようなら」を言って振り返らなかった深山娘も素晴らしかった
- これだけは言っておきたいんだが小机幸子はなんだったんだ
- 確かにオペでナイスアシストをしたり来島にちゃんと思いを告げたりしたけどもあまりに「それだけ?」って扱いだった
- その他、これはどうなったんだよ案件
- 音楽、というかテーマ曲、一発で横山克さんだとわかる
面白かったけどわりと適当な作りだったようにも思える。ひとえに役者がよかった。繰り返しますが、ある程度どうなのと思うことはあれど、面白いドラマでした。