結構よかった。巨大な感情が湧くというのではないのだが、終始クオリティが高いというか、ずっと楽しく観られた気がする。
- 話の大筋に関係ないので先に書いておくと上野樹里とオダギリジョーの髪型よすぎ
- 地球上でも最も好きなタイプの髪型をすごく顔のいい人間がやってるのだいぶ眼福だった
- 水野明日美、人生しんどすぎ
- 父親の死と仲の良い(初恋と言ってもいいのかもしれない)相手からの侮蔑がダブルパンチすぎる
- ついでにいうといくら犯罪容疑があったとしても葬式で「君の父親は人間の屑だ」とかのたまう奴がまともな人間のはずがない
- 栗山千明ってこういう役もこなせるんだと実力の高さを見せつけられた
- 敵に回したときの怖さもさすがだった
- 國村隼さんがでてきた時点で「ほほーん」となったのでそこまでは読み切れた
- しかし中村梅雀さんには一本食わされた
- お話全体的にはわりと次から次に知らなかった情報が出てくるので伏線回収やピタゴラスイッチ感は薄い
- ただ、そこまで違和感なく話が転がっていくので観ていて気持ちがいい体験だった
- 水野の復讐方法はちょいちょいフィクションすぎるなあと思ったりもした
- 特に伊達理沙の腹に傷をつけたりするのは単純に傷害罪だから悪手ではと思った
- ただ、徹底的にやるぞというのは水野の行動原理として正しいと思う
- 途中西門と揉めたりしつつ、復讐の中で「関係ない人間を巻き込まない」という成長をみせたのがよかった
- 巻き込んだら観てるこっちとしても「お前も新しい罪生んどるやんけ」となるため
- 磐台悠真、完全に可哀想な男だった
- 一切非がないのに何一つ報われない舞台装置だった
- また音楽横山克さんだった
マジで上野樹里の髪型が最高、オダギリジョーの髪型が最高。お話としても映像も申し分のないクオリティなので、普通に人に薦めることができる内容だった。そろそろ『Nのために』を超えるか同等のもの*1が観られるといいなと思いつつ、引き続きジム時のドラマ視聴は続けていく。ウォッチリストには『分身』『シェフは名探偵』『ダブルフェイス 潜入捜査編』などが入っている。
*1:直近だと『オクトー』はかなりいい線だった