前に買った漫画の話書いたけど、やっぱり『宝石の国』にはかなり食らいました。よって書く。
強くてもろくて美しい、 戦う宝石たちの物語。
今から遠い未来、僕らは「宝石」になった。
彼ら28人は、襲い掛かる月人に備えるべく、戦闘や医療などそれぞれの持ち場についていた。
月人と戦うことを望みながら、何も役割を与えられていなかったフォスは、宝石たちを束ねる金剛先生から博物誌を編むように頼まれる。
漫画界で最も美しい才能が描く、戦う宝石たちの物語。
知ってますよこの手口。『ささやかな希望を差し込みながら要所で絶望させる』タイプの作品。主人公のフォスフォフィライトがかわいくて憎めないなと思って読んでいたらどんどん不憫になっていく。特に冬を越したときのフォスのことをダヴィンチ恐山氏が「新卒の輝きを失った目」と表現していたがマジでそんな感じで辛かった。ネタバレにならんように書くのが難しいが、その後もゴーストやシンシャとの関係のすれ違い、とどめにカンゴームのとやり取りなどかなり心が削られた。と言ってもシンシャもカンゴームも自分で自分の殻を破った結果だからフォスにはつらいだろうけど二人それぞれにとってはよかったのかもしれない。ていうかそうなんですよ、「本人にとってはよかったのかもしれない」っていうのが一番心をえぐるんですよ。100:0でどちらが辛い/悪いとかなら全然いいんだけど「なにが正解だったんかな」ってのが最もキツい。読んでいる最中はずっと「頼むからみんな幸せになってくれ」「お前マジふざけんなよ!」ってずっと言っていた気がする。あと話変わるけど、カンゴール*1めちゃくちゃキャラデザ好き。 で、ここまでの話以上にキツいことがありましてね。むしろそれが今日の主題なんですけど、以前のエントリでも書いた通り
完結したので全巻買いました。
なんですよ。ええ、全巻買ったんです。2024年8月時点の全巻をね。
12巻のラストを見て「嘘だろーーーーさすがに僕も『こいつマジでふざけんな』って思ってたけどそんな終わり方ってないよーーーーーー!!!!」って絶望の淵に落とされ、瀕死の状態で「宝石の国」で検索したら「最終13巻、2024年秋発売予定」って出てきたんですよ。僕としては「よかった、頼むから最後にはみんな救われてくれ」と息を吹き返したんですが、裏返せばこの12巻読了時点の気持ちのまま13巻発売まで過ごさなくちゃいけないんですよ......。この現実が最も残酷なので関係者のみなさまご多忙だと思いますが何卒1秒でも早く13巻発売のほどお願い申し上げます、僕の心が持たないので。頼むーーーーー!救われてくれーーーーーー!!
*1:自己解放後の方
