ときどきDJ

ときどきDJをやっているIT系の人の殴り書きです。

わりと読書が捗っている

普段遣いのiPad mini + kindle unlimitedで運用している。やっぱり紙の本の方が好き*1なんだけど、結局手が多少濡れてても読めるという利点が勝って電子書籍で読むことが多い。前に書いた通り佐藤究の『QJKJQ』を読んだ。本当に目眩がするような文章ですごかった。若干突飛なところも感じなくはなかったが全体としてレベルが高く、「頼むからもう勘弁してやってくれ......」ってなったりしてた。好き度で言うと『Ank: a mirroring ape』の方が上だけどこちらもかなり好きになった。

あと中山七里『セイレーンの懺悔』を読んでいる。これはkindle unlimitedに入っていたからというだけの理由。まだ序盤だけどわりかし好きなタイプの小説だという気がしている。報道記者(テレビ)が主人公のミステリ/サスペンスもの。ホラー要素はなさそう。ちょっとした残酷描写はあれどスプラッターほどではないので、こういうのを読む機会は今までなかったため新鮮な気持ちで読んでいる。ドラマもある*2ようなので観てみたい気持ちがありつつ、Pravi独占とのことなのでちょっと渋っている。

他にも講談社文庫フェアみたいな感じで我孫子武丸『殺戮に至る病』や殊能将之ハサミ男』など、人生の中でも上位で好きな叙述トリックものが読めるので読み返そうかと考えたりもする。しかしそれぞれ紙で持ってるし、新しいインプットに時間を割いた方がいいとは思ってる。悩ましい。あといい加減kindle unlimitedの検索性の悪さはどうにかしてほしい。kindle unlimited対象作品一覧でカテゴリ分け表示をサクッとできるようにして、webビューとアプリ内遷移は分けてくれ*3

*1:残りどれくらいで風呂敷をたたむのかというのを感じながら読みたい、残ページ数表示はちょっと野暮だと感じてしまう、という理由

*2:WOWOWオリジナルとのことなので期待はできそう

*3:小説カテゴリで10ページくらい見てるとカテゴリ選択まで10回戻るを選択し続ける or 検索のトップからkindle unlimited対象一覧までまた遷移しなくちゃいけないのをやめてほしい