Louis Coleのライブ行ってきた
— ときどきDJ (@tokidoki_dj) 2022年12月8日
すごかった
たぶん週末に書く
すごかった
マジもんの「でたらめ」だった
— ときどきDJ (@tokidoki_dj) 2022年12月8日
音楽モンスターの一個小隊
以前からずっとLouis Coleのことを「でたらめ」と表現してる。これはfakeという意味ではなく、freedomという意味で言ってる。彼の音楽は常に「こうあるべきもの」みたいなところから逸脱して自由で、あまりに高い演奏技術によって誰も口出しできない*1レベルに達している。
Louis Cole Big Band の日本ツアーの話を知ったときには既にチケットが完売していた。以前「死ぬまでに観たい」と書いたのに早速機会を逃したと悔やんでいたのだが、ある日「追加公演決定、抽選は後ほど」という報を見かけてgoogleカレンダーに抽選申し込み日を登録した。チケットECサイトのアカウント登録をして抽選申し込み開始日を待った。当日はサクッと申込みを済ませて、あとは運に任せることにした。後日、発表日の夕方に当選した旨のメールが来ていて安堵した*2。その後はチケット引き換え日にファミマで受け取ったり、最大限楽しめるように体調管理したり、会場への行き方を調べたり。だけどどこか現実味がなくてそこまでソワソワしたりしなかった。
2022年12月8日。当日は2年ぶりくらいに朝から休みをとった。午前中にジムに行って、シャワーを浴びて昼寝した。夜まで時間があったので仕事をしようかと思ったけど、身が入らない気がしたのでiPadを持って喫茶店に行き、本を読んで過ごした。夕方になって一度自宅に戻り、ライブ用の準備をして会場に向かった。滞りなく到着して入場を待った。物販はまずTシャツを購入して、レコードは持ってるのでスルー、レコード持ってるのに「サイン入り」と訴求されていたCDは買ってしまった。ロッカーに荷物を突っ込んでホールに向かう。
わりかし開演まで時間がかかってた気がする。19:10くらいからオープニングアクトのジェネヴィーヴ・アルターディが開始した。以下は当日ライブ終了後に入ったバルで書いたメモなのでいろいろ雑な表現が含まれる。
- 大阪では会場BGMがモダンジャスだったらしいが東京追加公演はほぼKnowerだった
- ジェネヴィーヴ・アルターディかわいい
- シンセのエモガール、コーラスの人もかわいい
- クソドープな前座だった
- 『Godzillaaaa』演ってくれたの嬉しい
- 次は『Edge of the Cliff』もやってほしい
- Macの壁紙、Louis Coleが最悪で最高
- 初っ端『F It Up』最高
- 曲始める前にLouis ColeがFワード言っちゃって「カウント増えちゃった」言ってたのよかった
- 『Live Sesh』からいっぱいやってくれたのがよかった
- 演奏陣強すぎ
- 最高のfunkだった
- 『Time』の曲も結構やってくれた
- 『Night』や『Last Time You Went Away』とか
- 記憶とTwitterで上がってるセトリが違ったが『Live2019』に近いのでTwitterの方が正しいっぽい
- 演奏陣マジで死ぬんじゃ?というくらいソロ気合い入ってて超アガった
- 『My Buick』ヤバすぎ
- ベースがソロで『When You're Ugly』のフレーズ入れるのオシャレが過ぎる
- 『Falling in a Cool Way』でシンガロングできたの最高
You know I don’t respect you
Becausе your music sucks
Nobody really hears you
Just despеrate to get fucked
- 『Doing the Thing』、コーラス陣が酒瓶叩いてたのでたらめだったしリズムキープできるのすごすぎ
- ドラムマジ音が爆発してた
- これよかった
Louis Coleからリアクション頂いて素人過ぎる反応をしてしまった(飛び跳ねたいほど嬉しかった!!!) pic.twitter.com/lLQEvWtmt7
— ◻︎ (@__helloohayou) 2022年12月8日
- 『Freaky Times』からの『When You're Ugly』も完璧
- ていうか『Time』で一番好きな『Freaky Times』やってくれたのよすぎた
- ダブルアンコール、完全に空気読んでやってくれた感がある
- 何度でも言うがLouis Coleは「デタラメ」
- 音楽ってこうやって発展してきたんだよなと痛感できて最高
- 全部が最高の才能と努力に裏打ちされた悪ふざけ
- つまりは神々の遊び
- 次はJacob Mannのキーボードで観たい*3
感情が爆発してるな。
後半でも触れているが、Louis Coleの音楽を「でたらめ」と表現するのは前述の通り「こうあるべきという枠に収まらない自由さ」ゆえで、それが非常に高い演奏技術に裏打ちされているから敵わない。その時代に生きていないので定かではないが、例えばロックンロールが生まれた時、生み出した人たちは「でたらめ」と言われていたんじゃないかと思う。それはジャズもそうだし、ヒップホップもそうだと思う。この例えはわかりやすいように振り切った表現*4だが、Louis Coleにもそういう「でたらめ」さを感じてならない。同じ時代に生きられてよかったと素直に思える最高の時間だった。