ときどきDJ

ときどきDJをやっているIT系の人の殴り書きです。

この歳まで生きてきてよかったと思うなんて想像もしてなかった

昨日、知り合いがやっている近所のカフェがオープン5周年ということで遊びに行ってきた。周年記念ということでDJも数人ブッキングされており、僕は僕で音楽仲間数人と一緒に行って、飯を食い、酒を飲んできた。

夕方に合流してダラダラ喋りながら歩き、店についてからも軽く踊ったり、飯を食ってはくだらない話をして、テラス席でビールを飲んでいた。

一緒に行った音楽仲間たちはみな全て社会に出てからできたつながりだ。学生時代は学生時代でしんどいこともたくさんありつつ、こんなに楽しい友達は社会に出たらできないんだろうなと、ほとんど諦めのような感情を持っていた。それがどうしたことか、平日の19時に音に揺られながらずっと音楽の話を延々できる友人がいるのだ。若い頃には知らなかったような、もっと多種多様な音楽について一緒に感慨にふけりながら語り通せる友人が。蝉の声とひぐらしの声が混じり合う、ちょっと涼しくなった空間で、そんなことをずっと考えていた。

もしも中高生の頃の自分に会える機会があったら、心の底から「辛いことはクソほどあるけど、ちょっと生きててよかったって思えるよ」と伝えてあげたくなった。生きてるって、結構捨てたものじゃない。