ときどきDJ

ときどきDJをやっているIT系の人の殴り書きです。

ワクチン3回目を接種した

職域接種の申し込みが2月の頭に始まったため申し込んだ。申し込みをした週末くらいに自治体からの接種券が届いて、もしかしたら職域接種じゃなくて普通に自治体の接種予約した方が早かったかなと思いつつ、既に申し込み済みの職域接種をキャンセルするのも面倒だったためそのまま先日打った。 接種会場は広く、世間的には昼休みくらいの時間*1のわりに人は少なかった。まあ確かに業務時間に予約を入れて昼休みは昼休みの時間をフルに使う方が正しい気もする。さすがにもう3回目なので予診票の記入や利き腕とは逆の腕を出しやすい格好に予め着替えてから向かったりなどは慣れたもので、スムーズに受付を済ませた。注射待ちも3~4分待っただけですぐ通され、注射自体も1分程度で終了。ありがたいものです。

僕のまわりでは「2回目よりも副反応が辛かった」が2名、「2回目より断然楽だった」が1名、それぞれ情報をくれた。なんとなく楽観視はできなさそうだなと思ったが、昼に接種して夕方にはもう左肩が上がらなくなったので2回目と同等は確定あるいはそれ以上だろうと腹をくくった。その日は22時くらいまで仕事をしていて、業務中はもちろん帰路であっても特に熱が出ている感覚もなければ、思考は普通にクリアな状態だった。翌日は休む可能性を伝えていたため、23時過ぎに帰宅してからのんびりと風呂に入りいつもどおりの夜を過ごして寝た。いや、アルコールを摂らなかった点だけがいつもと違ったか。 夜は特になにかしらの影響で目が覚めてしまったりなどはなかった。

1日目

朝、いつものiPhoneのアラームで目が覚める。

あきらかに熱が出ている。

体温計で計ったところ38.0℃、2回目のときと同じくらいだ。slackで副反応による発熱のため休む旨の連絡を行い、ソファで待機。前日夜にカクヤスでスポーツドリンクとお茶をケースで頼んでおいたのでそれをドア前に置いてもらったことを確認して家に搬入したあたりから立っているのがかなり辛くなってきた。 とりあえず1Lほどスポーツドリンクをがぶ飲みしてベッドに戻り、しばらくABEMAのニュースを流しっぱなしにして横になった。2~3時間ほど経って、タバコが吸いたくなったため起き上がるが熱が上がっているのを感じる。タバコ(加熱式なので部屋の中で吸える)を準備している間に体温を測ると39.2℃、やっぱり熱が上がっていた。感覚的にも実際の数字も、そして一連の流れも2回目接種のときとほとんど同じだった。2回目のときと違ったのは熱出して寝ている際にあまり汗をかかなかったということくらい。まあ2回目の接種は7月だったから純粋に室温が高かっただけかもしれないが。 熱が上がってきてからは極力眠るように努力して、気がついたら日が落ちて夜になっていた。結構な時間を眠っていたため少し身体が楽になり、気持ち熱も下がったように思ったが39.0℃はキープしていた。空腹は感じないものの、体調不良時の非常食として買ってあった牛肉の大和煮の缶詰を開けて焼酎を1杯だけ飲んでまた寝た。

2日目

アラームで目が覚める。頭は比較的クリアになっているが、熱が下がったという感覚はなく、体温計で38.8℃を確認。徐々に微減しているものの38℃台からは下がってくれていない。引き続き食欲はなく、起き抜けでお茶を500mlくらい飲んでソファに移る。この日は昼からオンラインで2時間ほど勉強会に参加する予定があったため、昼の2時間にパフォーマンスが最大化できるように調整していた。まずは身体を起こすこと。前日が朝以外はほぼ1日横になっていたため、身体を縦にする慣らしが必要だった。その後風呂に入り*2、勉強会までの間はソファにもたれかかって「座る姿勢」をなるべく維持しながらスポーツドリンクを飲んでいた。昼過ぎから勉強会に参加し、参加中はカメラオフだったため適時水分補給。1時間経過の折返し地点で一度熱を計ってみたが38.5℃だった。参加中は意外と頭が働いていたため特に問題はなかったが、会が終わって懇親会フェーズに移行したタイミングでは既に体力を使いきってしまい、カメラをオンにして参加者各位に挨拶*3をして早々に退散した。 幸いにも入浴済みだったし、食欲もないので体力が尽きても困ることはなかったが、このタイミングで手持ちの解熱剤が残りわずかになっていたことに少し焦った。明日もし改善されなかった場合、解熱剤もなくなってしまったらいよいよ辛さが極まるのではという危機感。しかし動ける体力もないし、最悪近所に住んでいる友人に助けを求める準備だけしてこの日は夕方からまた眠ることにした。

3日目

朝、アラームより先に目が覚める。普段の起床時間より30分ほど早かった。起きた瞬間に明らかに身体にほてりがなく、熱が下がったことを確信。検温したところ37.8℃ではあったが、38℃台を切るとかなり楽になった印象だった。2日間のうちかなりの時間を横になって過ごしてしまっていたため、立ち上がって歩くのがだいぶしんどくなってしまった。そのため午前中は2日目同様なるべく座る体勢で水分補給をし、昼頃には食欲も出てきたためご飯パックを鍋でおかゆにして梅干しと一緒に摂った。ちなみにこの梅干しは救助を求めずに済んだ近所に住む友人の自家製梅干しである。持つべきものは友人だ。 身体を起こし、寝込んでいた2日間に来ていた連絡をチェックして、片っ端から捌いていく。思ったより量が多く、また自分が終わらせておきたい仕事もあったので結構な時間集中して作業していた。気がつくと17時になり、日がかなり落ちてしまっていたのでシャワーだけ浴びて散歩がてらドラッグストアに解熱剤を買いに行った。ワクチン3回目接種後、始めて家から出た。出発前の検温では36.2℃まで熱が下がっていたが、外が思っていたより暑く、本当は熱が下がっていないではという錯覚に陥るも、コートを脱いだら一気に風が気持ちよく感じ、寛解を実感した。

こうして3日間のうち丸2日ほど高熱に苦しみつつ、無事ワクチンを接種した。本当は2回目接種のときの方がドラマがあったのだが、それは仕事の話が前提にあって、仕事の話はここには書けない*4ので3回目接種の際の出来事を思い出としてここに残しておくことにする。

*1:僕は昼休みだった

*2:オンライン参加なので最悪そのままでもよかったのだが、単純に頭と身体を洗いたかった

*3:と言ってもお礼の言葉を述べて、「副反応で熱が下がらないから失礼します」という話をしただけではあるが

*4:そして社会人人生を過ごす限り2回目接種時のドラマは忘れることはないと思う