ときどきDJ

ときどきDJをやっているIT系の人の殴り書きです。

DJ KRUSH - KING OF DOPE 2026

今年もやって参りました、春の祭典「DJ KRUSH - KING OF DOPE」。2023年から毎年行われているKRUSHさんのソロステージですが今年も参加しました。最初に言っておきます、最高。

今年は用事を入れないようにしていたのでオープンの17:00から入場。スタートまで1時間あるのでビールを飲みつつ物販を見て、今年はTシャツとトートバッグ、ラバーストラップを購入。Tシャツとトートバッグはサイン入り、ラバストは初めて「中年男性が付けてても違和感ないやつかも」って思えたので。物販はキャップもあったんだけど、去年買ったキャップがあるので今年はいいかなということで見送りましたが普通にかわいいです。さて、欲しいものを買ったタイミングで煙草を吸います。フロア的には30分前くらいには入っておかないと前の方で見られないので喫煙で時間を調整して、トイレを済ませた上でビール(2杯目)を購入してメインフロアへ。

幸いにも2.5列目くらいが空いていたのでスルッと並んで待機。KRUSHさんのワンマンは最前列はガチガチに埋まるけど客の年齢層が高めなので無理してぎゅうぎゅうにならないので大変助かります。我先に前へというよりはみんな「自分が一番楽しめる距離で見る」って感じ。ここからが結構おもしろかったんだけど、開場前BGMがU.N.K.L.Eの『Psyence Fiction』で「KRUSHさんの開演前にDJ Shadowのビートとはニクイねえ」と思いながらゆらゆら踊ってたら開演の18:00を過ぎました。まあ大体開演ぴったりで始まる方が珍しい*1から気にしてなかったんだけど、4曲くらいBGM流し終わったなと思ったタイミングで15分遅れでKRUSHさん登場。 繰り返すがまあそれくらいありますよ、全然気にしてないです。


KRUSHさん「だいぶお待たせしちゃってすみません、こんばんは」

客「こんばんは!(こんばんは、から始まるワンマンステージおもろ)」

KRUSHさん「うん、こんばんは。ていうか『こんにちは』?」(18時台)

客 \\\ドッ///


という和やかなやりとりからスタート。「今回は結構自分の曲をメインにセット組んで、新曲も持ってきたから楽しんで」という言葉に高まるオーディエンス。まずはさっそく新曲(!)からということで歓声が上がりながらライブが始まる。新曲は近年のKRUSHさんよろしくド太いキックにダークでドープなテクスチャが繰り広げられるビートミュージック。ていうかasiaのサウンドシステムが刷新されたらしくて最新のKRUSHさんのビートだとマジで服がビリビリいうくらい低温が出てて笑いました。小さいお子さんとかがいる場合はイヤーマフあった方がよさそう。今回のセトリは結構最近のアルバムやEPの曲を中心にしてちょいちょい『寂』とかの曲*2や過去曲のセルフエディットみたいなやつを流してくれてすげー楽しかった。昨年に続きRalphとの『Hougou』とかJimenusagiとの『破魔矢』とかもプレイしていてかなりアガりました。あ!あと新曲の中にもフィーチャリングラッパーものあるみたいですよ!僕が不勉強で「聞いたことある声だが誰だっけか......?」ってなってしまったため誰とは言えないけど公式でアナウンス来てないのに僕が言うのもあれだってことにさせてください。昨年までの感覚だと結構折り返し地点くらいから昔の曲が増えてくるイメージだったんだけど、今年はわりと60分くらいまではわりと最近の曲で構成されてました。まあ前述の『寂』も2004年リリースだから22年前のアルバムなんだけどな!*3この辺の種明かしは後々あります。

さて60分過ぎたあたりでBPMがなにやらそれらしくなる。もしかして?と思っているとすかさずプレイされる無形文化財こと「KEMURI」。大歓声のフロア。わりと「KEMURI」が流れると大団円でラスト、というイメージがあったので「あれ、あと15分くらいありそうだけどな」と思いながら踊りまくっていたらKRUSHさんのハイパークロスフェーダー&トランスフォームスイッチ&サンプラープレイスイッチ使いで怒涛のビート乱打。マジでどうやったらあんなことできるのか理解不能なレベルで正確なビートの切り刻みに客は狂喜乱舞(僕も)。としたところで華麗に曲が繋がれていきます。「KEMURI」で終わらないだと......?うれしいけど一体どういうことなんだと思ったら次々にKRUSHさんが他の曲も同じ用にフェーダー/スイッチ類で怒涛のビートを刻みまくっていきます。湧くフロア、経つ時間、この時既に開始から95分。ははーん、さては今日アンコールない代わりにアンコール分まで演るな?僕は勘がいいんですよ。案の定絶好調なKRUSHさんは止まることなく世界最高でレジェンドたりうるテクニックを披露してくれました。ドラムンくらいのスピードのビートをさらに細かく刻んで「もはやドリルン/ブレイクコアなのでは」と思うくらいのドラムの嵐。そして最後の終盤、イントロが聞こえた瞬間熱狂のフロア、DJ Shadow「Organ Donor」です。2023年のKING OF DOPEでも客を狂喜させた盟友の曲のリアルタイムエディット。こんなんアガるなって方が難しいですわと思いながらプレイを堪能しているとオルガンソロの部分をリアルタイムサンプリングで半拍ほどに。おいおいおい本当にリアルタイムに演奏して新しいエディットができちゃったよと思っていると、おそらく客の誰もが考えたと思います。このBPMはもしかして......2023年の......。

はい、来ました「Organ Donor」からのおかわり「KEMURI」です。やっぱこれだよな最後は!正確にはもう少しいろんな曲のサンプルとかを組み合わせてある意味総集編みたいな形でエディットされていた(と思う)んですがこれにて大団円です。大喝采とともに終わるステージ、KRUSHさんが「今度✗✗✗*4が来るんだけどそのとき一緒に出るから、おもしろい夜になると思うんでぜひ来てね」と呼びかけてライブは終幕。フロアを背景にしてKRUSHさんとの集合写真撮影が行われ、袖に戻りつつあったところにちびっこ*5からの「KRUSH〜!!!」という呼びかけに「どうしたどうした」とKRUSHさんがステージへ戻ってきたりなど終始なごやかな形で終演しました。

さて、このとき時刻は20:15。開場17:00で開演18:00の90分セットが当初の予定だったため、15分遅れでスタートしても見事に120分セットでした。正味ファンとしては、いくらでもやってくれればくれるほどうれしい。ただ、僕は時間を調節してメインフロアに行ったので大丈夫だったんだけど、17:00開場直後に最前列に陣取った人たちは3時間15分立ちっぱなし(しかも曲がかかると踊ってしまう)という嬉しい悲鳴があがる一夜でした。そのためメインフロアから客が捌けたあとの男性トイレは大行列。みんな楽しいからトイレなんて行ってるヒマなかったんだよな、わかる。僕も若干緊張感があったくらいだもん。ちなみにその男性トイレ行列を見た女性客の方が「え、並んでるの男性用!?普通逆なのにね!?」と驚いていると、同行していたらしい男性が「まあ客の男女比率(圧倒的男性多数)もあるしね」と言っていて笑いました。それはたしかにそう。

と、まあ笑い話みたいなことも書きましたが、とにもかくにもDJ KRUSHというレジェンドは今年も変わらずレジェンドで、バリバリの現役最恐モンスターでした。終わってから喫煙所で煙草吸ってたら全員「あまりにヤバかった......」しか喋れなくなっていて、語彙を吹き飛ばす衝撃のライブだったなと僕も改めて思うくらいに。去年は終演後KRUSHさんと写真撮ってもらったりしたので今年も「昨年も来ていたのですが......(上目遣い)」みたいな感じで擦り寄ろうと思ったんですけど、だいぶ待ち行列もできていたし、KRUSHさんにとってもファンにとってもより多くの人が交流できた方がよいだろうと厄介オタク精神を発揮して今年は写真撮影には参加せず会場をあとにしました。サイン入りグッズ2つも買ったたからさみしくなんてないしね!

そして今年はわりと体調崩しぎみな日々が続いているので毎年KING OF DOPE後に行く居酒屋には行かずにまっすぐ帰宅。だから今このエントリが書けている。個人的にプレイしてくれてめちゃくちゃ嬉しかったのは「Meiso」のエディットと「指教」*6かな。サッと書いてサッと出そうと思ってたけど結局ライブの熱が残っているから結構書いちゃったな。楽しかった。

すっごく楽しかった!!!

寂-jaku-

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*1:ちょっと遅れて入ってくるお客さんもいるので少し遅れて始まるのは演者側の気遣いでもある

*2:日本版ボートラの曲なので海外の人には馴染みがあまりないかも

*3:『寂』2004年発表のあとの『Butterfly Effect』が2015年発表なので「わりと最近」の幅が難しいんすよ

*4:会場ではフライヤーが配られてたんだけどまだwebでは公開されてないっぽいんで伏せておきます

*5:多分、親御さんがKRUSHさんのファンで一緒に来たんでしょうね

*6:違ったらすみません