原作が大好きなので!!!(大声)
はい、原作大好きなんですよ。ちょっと前に無料で何冊か読めたタイミングがあって、ちらっと読んだらドハマリして既刊全巻買いました。最近そういうのが多い。漫画も結構買ってるからまた「買った漫画」のエントリも書きたいですね。で、話がそれましたが『九龍ジェネリックロマンス』です。まさか九龍がクローンとかかってるとはね。
作者は眉月じゅん先生。『恋は雨上がりのように』の作者さんですね。この人の漫画本当に好きなんだよな。キャラがみんな「人間」って感じがして。『九龍』も最初はSF中華のラブロマンスものなのかな〜って読み始めたら1巻のラストでいきなりミステリにひっくり返るのが最高。これは漫画の話か。アニメです、今回の感想は。
- 雰囲気は結構好き
- 原作にある空気感はちょっと薄れているけどいい温度感のアニメだと思う
- 原作だとわりと日常系の話が続いての「ミステリ」という展開だったので1話目でミステリに移るアニメ版はちょっと味わいが変わる
- 「鼻毛出てるぞ」が「目元にシワできてるぞ」に変更になったのは洗浄されている感がある
- 個人的にはセリフ変えなくてよかったんじゃないかなとは思う
- 原作が未完結なのでラストはアニメオリジナルです
- これはこれでええやんという感想*1
- 楊明、小黒、めっちゃ好き*2
- 特に小黒(九龍)は声が想像通り過ぎてよかった
- あとやっぱりグエンいいやつだな
- アニメ版でも香港レモンチキンと水餃子、空芯菜炒めの破壊力は健在
- 作中煙草がめっちゃ出てくるから風当たりキツかったろうなと
- 喫煙者としては嬉しくなっちゃうんだけど
- 『恋は』でも店長煙草吸ってたし、好きなんだろうなそういう描写を描くのが
- ちょいちょい差し込まれるミステリ要素がマジでよい
- OPは映像がいいけどちょっと詩羽さんの声だと想像より甘く感じてしまうなという印象
- EDはわりとハマっててよかった
なんか最近超絶作画以外はあんまり話題にならない気がしているんだけど、個人的には「これくらいの温度感でいいんだよな」って思ってる。もちろん『九龍』の作画が甘いと言いたいわけではなくて、あくまで「あんまりヌルヌル作画至上主義じゃなくてよくない?」って話です。ヌルヌル動くと嬉しいんだけどそれ以外は認めない、みたいな風潮にしたくないというか。とりあえず泣いちゃいました。漫画の完結も楽しみ*3だなー。

