ときどきDJ

ときどきDJをやっているIT系の人の殴り書きです。

最近のDJ活動

3月にDJをさせてもらったが、ここのところしばらく時間が空いていた。そして今、6月のイベントでのDJオファーをいただいている。6月はちょうど仕事が忙しくなりそうだから少し懸念していたが、結局二つ返事でokしてしまった。

DJをやる上で、普段から色々な情報収集をしているのはもはや日常のルーティーンだ。これは結構「DJとかやると色々チェックしたり大変でしょ?」と言われることがあるが、もはや日常であるからそこまで大変という感覚もない。新しい曲が出たら「チェックしなきゃいけない」のではなく、単純に「聞きたい」という感情が勝るので、強いられている感覚がないからかもしれない。

それよりも、結局一番しんどいのはプレイ中かもしれない。トラックを作っているときは違うなと思ってもcmd + Zでやり直せるけど、現場でプレイしている最中はどんな些細でしょうもないミスであってもやり直しは効かない。一度指を話したらレコードは回るし、CDは再生されるし、データも音になる。その焦げ付くようなスリルと帳尻合わせとが、アナログレコードを鳴らす針のように精神を小さく確実に削っていく。これが一番怖くて、一番辛い。

だからこそ、話した指の先にお客さんが笑顔でいるのを見るとやめられなくなる。他のDJの方々はどうなのかはわからないが、僕はそうして6月もプレイしているだろう。