ときどきDJ

ときどきDJをやっているIT系の人の殴り書きです。

友達がお店を始めたというので遊びに行ってきたよ

思えば冴えない学生生活だった。

勉強に力を注いで、疲れて寝る日々。

そんななかでも幸い友人は出来て、一緒に馬鹿騒ぎもした。

音楽もやったし、写真もいっぱい撮っていっぱい焼いた。

 

そんな学生時代の友人がお店を始めたそうな。

ということでなんの予告もなく遊びに行ってきた。

こじんまりしたバーで、手作り感が全面に出ていたけど小洒落ていた。

ドアを開けたら見慣れた顔。

一報入れろよ、と怒りながらも笑顔でカウンターの中に入っていく友人。

二言目には「バドワイザーハイネケン?」。

ビールが好きというのをまだ覚えててくれたのか。

他のお客さんがお帰りになってからはBGMがジャズからロックに。

どっから出したのかギターを引き出す友人。

鼻歌を歌うようにアンプから音が出る。

 

ああ、なんにも変わってないな。

死ぬほどの本に埋もれながら、勉強の話をして、

音楽の話をして、写真の話をして(これは僕が一方的に)、

同じくらい下衆い話をした頃となんにも変わってなかった。

帰りに加藤登紀子を聴かざるを得なかった。

 

ちょっと泣いたのは内緒。

 


加藤登紀子 - 時には昔の話を【紅の豚】 - YouTube