ときどきDJ

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『水族館の殺人』聴いた

以前『体育館の殺人』を読んでいたのでその流れでAudibleで聴いた。

tokidokidj.hatenablog.com

聴き始めはわりと序盤で物語が動く一方で卓球部の話がどう繋がるのか疑問だった。よく考えたら柚乃は卓球部だったし、柚乃の先輩(部長)が容疑者だったんだとあとから思い出した*1。というか柚乃が『体育館の殺人』でどういう役回りだったかすら覚えてなくて自分でも驚いた。せっかく感想書いてるんだからもうちょっとあらすじにも触れておいてくれ*2、過去の僕。それはそれとして押切が「これ本当に高校生かよ」って思ってしまったけどいいキャラでしたね。

一応青春ミステリと銘打たれてるだけあって、前作の『体育館の殺人』同様全体を通してなかなか爽やか*3な聴後感である。あらすじは高校の新聞部が取材に行った先の水族館で飼育員がサメに食われて死ぬという事件が発生、遺体の首には傷がありサメに食われる前に誰かに殺された模様、容疑者は11人いるが全員アリバイがありさてどうしたものか、この謎にオタク探偵こと裏染天馬が挑む、といった感じ。これだけ書いたらこのエントリを読み直してもある程度外部記憶の変わりになるはず。飄々とした裏染に振り回される様は正直僕にはそこまで刺さらない*4んだけど、手がかり見つける -> 反証も見つける、の連続なのでテンポがよい。ちなみに前作でもそうだったんだけどこの作品も読者への挑戦が入っている。前回「とは言ってもあとから情報あるんじゃないの~?」って舐めた姿勢で挑んだら完全に「はい、たしかに情報は揃っていて見抜けなかったのは私が無能故です」ってボコボコにされたため今回は負けないぞと意気込んで臨んだが完敗でした。またですよ。あと、最後の最後に犯人追い詰める*5ところ、急に全然爽やかじゃなくて非常によかったです。

これはあれだな、『風ヶ丘五十円玉祭りの謎』ではノート取って本気で犯人当てにいく「VS青崎有吾」をやるべきかもしれない。いつかやったら書きます。

*1:オタク探偵のことは覚えてるんだけど柚乃のことはほぼほぼ忘れていてむしろ香織の方が覚えていた

*2:最近はあらすじも簡単に書いてるけど過去の「読んだ」シリーズは結構その辺りが適当

*3:とはいえ人死んでるんだから爽やかもなにもないが

*4:ラノベっぽいというかキャッチー過ぎると感じてしまう

*5:謎解き後に精神的に追い詰める、の意