ときどきDJ

ときどきDJをやっているIT系の人の殴り書きです。

謙虚さは忘れてはならないと感じる

信頼関係が築けた取引先とはわりとフランクなコミュニケーションを取ることが多いが、それでも超えてはいけないラインはあるなと改めて感じた。最近週2くらいで通っている取引先には弊社以外にも外部会社が数社入っていて、その中の常駐メンバーのひとりが「自分の席で大声でリモートMTGに参加している」という状況に出くわした。席からリモートMTG参加自体はそこまで珍しいことではないと思うが、行くたびに「なんかあの人いつも大声で関係なさそう*1な雑談してるな」と感じていて、なんの気なくプロパーのマネージャに「いつもやたら元気よく話ししてますね」という話をした。その後も普通に取引先には通い続けていたが、数ヶ月ほど経って気がついたらその人がいなくなっていた。事の経緯としてはプロパーのマネージャが実務スペースにいるときに当該常駐メンバーがいつも通り大声でリモートMTGに参加していて、それとなく注意したところえらい剣幕で逆ギレされたそう。その場を諌めてしばらくしたら当該常駐メンバー周辺の席に座っている複数社員から「仕事できる人だし世話になってるから言いづらかったけど正直結構迷惑していた」とアラートが挙がり、本人と話をしたが会話にならなかったため心理的安全性の観点から更新は見送りになり引き払ってもらったとのことだった。

まあ普通に人様のオフィスでそんなことしないだろという気持ちもありつつ*2、結局個人としていくら仕事ができようがチームのパフォーマンスにマイナス影響を出せばそういう結果になることもあるよなと考えていた。ただ、この事象から得られる教訓があるとすれば、いかに取引先との間で「仕事ができる」等の信頼関係が築かれていたとしても謙虚さを失った時点で仕事を失う可能性があることを忘れてはならない、ということだろうか。僕自身何年も前から自分より年下の相手に対して上から目線で話をしてしまうときがあることには自覚しているし、まさに「人の振り見て我が振り直せ」だなと思った。正直このケースで言えば席で大声MTGがどうこうよりも「注意に対して逆ギレ」や「改善に向けての会話が成立しない」が直接の原因ではあるだろうけど、自分の過去実績や自分以外のパフォーマンスの低さにかこつけて無理筋な自己正当化をしないように気をつけようという気持ちにはなった。

*1:あくまでその人が喋ってる内容しか聞こえないため

*2:仮に自社オフィスでもしないとは思うが