ときどきDJ

ときどきDJをやっているIT系の人の殴り書きです。

ハッカ油全盛期

2度ほどハッカ油について言及したことがある。

tokidokidj.hatenablog.com

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僕はハッカ油が好きで多用するのだが、今年も例のごとくハッカ油の季節が参りました。夏だ。

使用方法

涼感剤

ハッカ油って具体的に何に使うんだよという話しだが、一番多い例としては涼感剤として使うケースが多い。暑い時に一滴手のひらに落として、薄く伸ばして胸、脇、背中、首などに塗るとハッカのメントール系成分によって清涼感を得ることができる。具体的な使用例としては朝起きてシャワーを浴びたら少なめにさっと全身に塗ることで家を出てから数十分から1時間くらい涼しい錯覚を覚えることができる。また、夜寝る前にもさっと塗っておくと冷房を弱めにしても揮発するハッカ油の涼しさがヤバイくらい感じられて寝苦しさから逃れることができる。が、塗りすぎるとミント系の香りで頭が冴えまくるので寝る前はさらに少量にしておいた方がよいと思う。また、もう一点強調しておきたいのはあくまで涼しい錯覚レベルなので水分補給などは必ずしなくてはならない。ハッカ油は別に万能薬ではないので、脱水症状は防げないし、長時間の直射日光の影響を和らげることなんてできないので、適切に熱中症対策を別でとる必要があることは忘れてはならない。対策はした上で涼感を得る、というある種「精神的なプラス作用」を求めて使うべきものだ。

虫除け

同じように、少量を薄く肌に塗ることで天然由来の虫よけになる。本当は少量をさらに希釈して、スプレーなどで塗布した方がいいらしい(根拠はしらん)*1が、僕はスプレーボトルの衛生面まで気にかけるのが面倒かつ清涼感も味わえるので直接塗ってしまう。肌の弱い人や子どもなどではなければどうとでもなるレベルではあるので。個人的な実感としてはたしかに蚊に食われる機会が減ったと思うので、プラシーボが通用しない虫相手でもある程度効果は期待できるのだろう。庭仕事やBBQなど、屋外でなにかやるときにはあると便利だと思う。ちなみに僕は今年久しぶりにBBQをやったが、見事に持っていくのを忘れた。そういうこともある。

虫除け(住宅用)

肌に塗布すると虫除けになるというあたりから察しがつく通り、どうやらハッカの匂い(というかミント系全般?)は虫が苦手とするものらしい。まあもう端的にいうとゴキブリ対策として使うのに有用らしいということだ。僕の使い方としては床拭きシート(乾式)で床のホコリや髪の毛などのゴミを取り除いたあとに、床拭きシート(湿式)に数滴のハッカ油を落として床を拭く。すると部屋全体にハッカの香りが充満するのでバリアを張った気分になれる*2。また、玄関や窓辺、換気扇その他エアコン配管まわりなど、やつらが侵入してきそうな箇所には一滴ずつくらい振っておくと安心だ。一応いまの部屋に住んでいて5年ほどになるが、ハッカ油使用前に数週間掃除をサボるというダメ生活を送っていた際に1回侵入を許したくらいで、ハッカ油を使用してからは一度も奴らがでたことはない。掃除をしているというのもあるが、念には念をと考える人は是非試してみてほしい。ちなみに、油という文字が入ってはいるが、床拭きシートに落として床を拭いても一切滑ったりはしないので安心していただきたい。

眠気覚まし

朝起きてなんだか頭がシャキリしないときに一滴だけ手にとって首周りや胸、脇などに塗るとスッとした涼感とともに頭がすっきりする。ようはミントガム噛むのと同じようなもんだ。これもあくまで感覚値でしかないし、興奮作用みたいなものはないが爽やかな香り*3に包まれると少し頭が冴える。非常に感覚的で申し訳ないが試してみてもらう価値はあるだろうと思う。ここでも一点注意しておきたいのが、目の周りなどは本当に危険なので塗らないように気をつけてほしい。というのも、僕は眠気を覚ましたい一心で顔にハッカ油を塗りたくった結果マジで目が開けられなくなるくらいの刺激*4を食らって後悔したことがあるからだ。ただ、目から遠い生え際付近からおでこにかけてくらいなら、ごく少量塗ると涼感と相まっていい感じにできる。しかしいずれにせよ汗で目に入ったりしたら大変なのでくれぐれも気をつけてほしい。

値段

サイズにもよるが薬屋でだいたい¥1,000くらいで買える。正確にはちょっとおつりが返ってくるくらい。Amazonで買えばグッと安く買えるので、受け取りに苦労がない方はそちらをおすすめする*5

ハッカ油P 20ml

ハッカ油P 20ml

僕はもっぱらこれを買い続けている。健栄製薬さんいつもお世話になっております。

持ち

この20mlの瓶でだいたいの人はひと夏を越せると思う。上記のものだと瓶の口にスポイト的なアタッチメントが最初から付いているので、傾けてもドバっと出てきたりしないし、瓶を振って一滴だけ出てくるので色んな意味で事故が少ない。それが無いタイプのハッカ油を使っていたときは瓶に小指を突っ込んで指先についたハッカ油を手のひらに広げていた。清潔な手を保てる人はそれでいいと思うが、僕はなくなる直前指を結構奥まで入れなくちゃいけないのが面倒だったのでスポイト的なアタッチメント付きのものを買っている。

ちなみに僕はわりとヘビーユーズしているつもりだが、多くてもひと夏で2回くらいしか買わない。それぐらいコスパがいいので、¥1,000近く払っても納得できている。まあ安く買えるのにこしたことはないので、これから導入を考えている人はぜひ計画的にAmazonを活用していただきたい。

ということで

おすすめです、ハッカ油。使う人が増えると(あれ、ぼくめっちゃハッカ臭いな)ってなる頻度が減る*6のでみんな使ったらいいのになって思ってます。

*1:さらにいうと虫よけになる根拠もしらんが

*2:言わずもがな、ハッカ油を落としすぎると耐えらんなくなるくらいハッカ臭にあふれるので注意

*3:だいぶ甘めではあるが

*4:アルコール系の制汗剤を数十倍の威力にして揮発したような感覚だった

*5:僕はだいたい暑さに耐えられなくなってからだったり、手持ちの瓶が空になってから「今すぐ必要!」と買いに出るので、半分くらいは薬屋で買ってる

*6:というかハードルが下がる