雑な忘備録。youtubeのプレイリストでやれよというツッコミはなしでお願いしたい。よく考えたらずっと下書きのままで、聴いたのもはや最近じゃないけどまあいいやと思う。
Rei - COCOA
なんの記事で知ったのか忘れたけど「すげーいいブルース少女がいる」って聞いて、気になったので聴いてみた。カバー類の動画がyoutubeにたくさんあるが、すごくいい。ブルージー。こんな若い娘がこんな渋く歌い上げるのかと感嘆した。で、この曲だが、オリジナル曲は結構年相応というか、端的にかわいらしい曲が多い。この曲もギターのかき鳴らしっぷりはエグいが、全体としてすごくカラフルな曲だと思う。こういう人たちが新しい音楽を作っていくんだろうなと期待できた1曲でした。
MGF - 優しくしないで'94
たしかspotifyのCM*1で「アルバム出るから聴いてね!」ってコメントの裏で鳴ってるビートにグイグイ惹かれてしまった。youtubeにフル動画があがっていてよかった。なんかすごい雰囲気あるギターだなぁと思っていたらMGFはRose Records所属と知って納得。曽我部さん!!!
本人たちが全員モデルと聞くとちょっと身構えるところがあったが、『優しくしないで'94』はバースもフックもすごく好みだった。ラップの味って単純な韻の固さだけじゃないんだなって改めて思ったし、サビの穏やかな内容ってすごく現代的で心にグッとくる。ビートよし、ラップよし、掛け合いよし、おしゃれ。いい。すごくいい。
Special Favorite Music - Magic Hour
Special Favorite Musicって「おしゃれスーパーリア充集団」だと思ってました。本当にごめんなさい。もちろんこれはディスってるわけではなく、ポップミュージックの中でも日向の人たちというか、明るい曲が魅力的な人たちだと思ってたという話。『Magic Hour』はダウンテンポ*2のゆったりとしたビートで、細く儚いボーカルの声がすごく合ってる1曲だと思う。マジックアワーという言葉の響きと、ボーカルの声の響きが本当に「すぐに過ぎ去ってしまう一瞬のとき」って感じで。あと好きなところは
- Magic Hour を「マジックハワー」っぽく発音する可愛らしさ
- 「come back tonight」のあとの「yeah」が可愛い
って感じ。可愛いのが好きってだけみたいになってしまった。そういえばバイオリンの人いなくなっちゃったのかな。
STUTS - 夜を使いはたして feat. PUNPEE
PV!STUSくんほんといいビート作る。そしてPUNPEEさんというナイスな人選。こういうのを聞くと「あーやっぱりHipHop好きだなー」って思う。ビートが暖かくて、そこに乗っかるラップが肩肘張ってないすごく自然なリリックで、すごく素敵だなと思う。
いくつもの夜を使い果たして 気づけば 君以外 行方不明
詩人だなぁ、PUNPEEさん。そしてこのラップが乗って全く気後れしないこのビートは本当にいい。2バース目のphaserかかったような音とか、感動するレベル。日本のHipHopいいぞ。
cero - 街の報せ
なにを今更って感じではあるが。これを聴いてHipHopを感じられない人はいないだろう。最高にかっこいい。しかしまあ揺れるビートをこんなにかっこよく入れることが出来るのって、HipHopのビート職人でもそういない気がする。dillaっぽいというか、?estlove的というか。上手く表現できないけど、ビートのハマり方/エレピの優しさ/ホーンのさり気なさ/ベースの安定感/歌声の色気、全てが好き。
never young beach - お別れの歌
PVに出てる女の子かわいすぎませんかね?曲と関係ないのでこの話は割愛しますが。 never young beachは本当に若い人たちが演ってるのか疑いたくなる。皮を剥いだら細野晴臣とかが出て来るんじゃないかな。いままでは最高に渋い曲を作ってるなという印象だったが、この『お別れの歌』はちょっと声を荒げたりして新たな一面をみたような感覚を受けた。かき鳴らされるギターに、シンバルの派手さが相まって、若々しい音がよい。しっかしPVの約半分をいちゃつき映像がしめていて本気でイラッとする(褒め言葉)。