ときどきDJ

ときどきDJをやっているIT系の人の殴り書きです。

PDCAというよりPDCRAだなって感じる

みんなだいすきPDCAだが、最近現場に出張ってるとPDCRAと一個フローを増やしたほうがいいのではと感じることが結構ある。

PDCAとは

Plan,Do ,Check,Action*1の頭文字を取ったフレームワーク。わざわざ説明する必要は無いと思うが取り合えずリンクでも載せておく。

PDCAサイクル - Wikipedia

なにが足りないと思ったのか

基本的に業務改善フローなのだから当然ではあるのだが、PDCAサイクルには計画の妥当性を検討する項目が入っていない。例えば「今月〇〇率をn%まで上げましょう」というときに、「〇〇率n%」って果たして本当に求めていることなのかということが検討されないのがどうなんだろうなと感じている。

計画実行中に計画が妥当かどうかがちゃぶ台返されて現場としてはマジやめてほしいみたいなことも往々にしてあるが、計画が正しいのかどうかっていうのは常に意識されてしかるべきだとも思う。というかちゃぶ台返し的に急に言い出すから困惑するわけで、最初からフローの中に計画が妥当なのか検討するというルールがあればいいのではと思ったのがこの考えの起点だ。

で、Rとは

ここまでさんざん書いたとおり「計画が妥当なのかを再検討する」ということでRe-Planとでも言おうか。Planする時点ってまだ始まってないから、実際に始めてみるといろいろ「あれ、なんか違うかも」ってことも出てくるのではないか。そういうときに、PDCAだとあくまでPlan優位での計測/改善なので、実情とそぐわなかったときのフォローができない。であれば

  • 計画する
  • 実行する
  • 評価する
  • 再計画する
  • 改善案を実行する

の方がいいんじゃないかなと思う次第。再計画の時点で別に当初の計画のままいけるってなったらそのままいけばいいだけだし。元々のAにそういう意味が含まれてるよ!って場合は僕の理解が浅かった、ごめんなさい。

今後の取り組み

わざわざPDCRAとか言うと気構える人もいるから、「当初の計画まで一回立ち返ってみません?」と一言付け足す形で様子を見ていこうと思う。結局求めてるのはチームが前に進むことなので、経過観測してみて他にも応用が利きそうとなったらその時横展開していこう。

*1:wikipediaではActだった