soundcloudのtrack stationを流しっぱなしにしてたらわりと良さげな曲が流れてきた。言葉の音*1を聞いてる感じだと中国とか韓国あたりかなと思ってたら、曲名がキリル文字だったりしてなんだろうこれとプロフィール見たらモンゴルのバンドだった。
インディーロック系
Vatame- Chamd bi
発端の曲。最初は韓国のバンドだと思ってた。アンビエントな、それでいてドローンチックなきれいなシンセとよく動くベース。歌うようなアルペジオとディレイがかったリズムをギターで器用に鳴らし、優しく歌い上げる声が非常に心地良い。
ポップ系
Чойжоо (Choijoo) - Оддын Дунд Үлдсэн Дүр (Oddiin Dund Uldsen Dur)
サーフロックの印象も感じるピースな一曲。jack johnson好きな人やフレンチポップ好きな人でもイケるのではと思う。Tahiti80のかわいい曲とかにも近いフィーリングを感じる。この人はわりとポップな曲に仕上げるのが得意らしく、アルバムのティザーとかを聴いててもホーンが混じってたり4つ打ちがあったりと結構音色豊かで飽きない。ただ、メロディーが完全ポップ*2なものもあるので好き嫌いは曲にもよるのかもなと思う。
A Sound - Санаанд оромгүй хариулт (Unexpected answer)
途中で曲が乱れる*3のが惜しいが美しい弾き語りだ。これは多分本人がアップしてるんだと思うんだけど、同様の曲名で検索をかけると美人のねーちゃんがアイコン画像に設定されているユーザがアップしている同曲の方が再生数とかlike数が多くてなんとも言えない気分になる。あと最後のバイブレーション音はなんなんだ。
ダンスミュージック系
BTB - Together
清潔感/透明感のあるシンセと女性ボーカルの声が心地良い一曲。やらしくない、暗すぎないベースミュージック。ことダンスミュージックというとEDMみたいなうぇいうぇい系と、暗くドープなアンダーグラウンド系みたいな二極化して進化しやすいがこういう中間的な音があると安心する。昼間のdisclosureみたいな。トランス/サイバートランスが今のシーンにもたらした貢献というのは今になって本当にすごいなと思ってるのだが*4、こういう曲を聴くとより一層そういう気持ちが強くなる。ちなみにこのHYPEMAN.というレーベル(?)はブリブリなのからこういう曲演る人までサポートしてるみたいで面白い。レーベルはロシアなのかな?
まとめ
モンゴル系、違法アップ多すぎ。 いやすみません、語弊があるな。僕が聴こうとするようなトラックに違法アップが多かったというのが本当のところ。もう数曲挙げたかったのだが、よくよく見るとこれ本人がアップしてないんじゃないか?と思って少し検索してみたら案の定違法アップだったりしたため4曲にとどまってしまった。しかしながらモンゴルの音楽なんて『世界の民族音楽 ホーミー』みたいなのでしか触れることができなかったのでインターネットってのはすごいなと再認識。やはり中国とロシアに隣接してるだけあって、中国的なポップミュージックの要素とロシア的な少しシャレオツ/少しアンダーグランドな音のダシがいい感じに出てると思う。今後も注視していきたいところ。