ときどきDJ

ときどきDJをやっているIT系の人の殴り書きです。

小さな会社って夫婦みたいなもんかもと思った話

これを読んだ。

togetter.com

そして、「あー、小さな会社って夫婦と一緒なのかもな*1」と感じた。

タスクの認識

小さな会社ってのは人数が少ない分、様々な業務に対して個々人が対応せざるを得ない部分が多い。総務や労務といったことは往々にして二足のわらじで対応をしていく必要がある。その状況で「タスク」の認識がずれると非常にストレスが生まれる。上の記事で挙げられているような「家事だと思われていない部分」を「タスクと思われていない部分」と置き換えるとわかりやすい。例えば「請求書送っといて」というタスクに対して、

  • 請求額を計算する
  • 請求書を作成する
  • データを共有フォルダに保存する
  • pdfを先方に送る
  • 紙で印刷して封書で郵送する

という手順があったときに「請求書データってどこにあるの?」とか聞かれると「いやいやデータ作るところからやってよ」みたいなやりとりが発生したりする。これが「請求書を送る」というタスクに含まれていないという認識から発生するずれだ。

明確な指示(依頼)が必要

タスクの認識がひとそれぞれなのは、もう正直しょうがないとしか言いようがない。ここでタスクの認識外の作業についてやってあげるか/やってもらうように頼むかはケースバイケースだとして、まず「明確な指示」が必要だ。それをした上でやってくれないのは怠慢だし、そこで声をあげずにストレスを溜めるのは長期的にみてメリットがない。足りないと思ったら指摘する、それだけで少しは楽になるはずだ。

やったのに怒られる問題

上記記事でも「やったのに文句を言われるのがストレス」という話しが挙がっていて、至極もっともだと思う。報われない善意はストレスだ。だが、考え方を変えて「求められているレベルに達していなかったのだから改善しよう」と前向きに捉えることも必要だと思う。それと同時に、求めているレベルに達していないとしても「依頼事項に対して結果を出した」という点はまず最初に評価(感謝)をするべきだ。両者の歩み寄りがあって初めてストレスを軽減することができると思う。

「仕事」と「夫婦」

もちろん、「仕事」での印象と「夫婦」での印象は大きく変わってくるだろうから、そのままこのやり方で未来が明るいとはいかないだろう。仕事は夫婦と似たようなもんだってのが通用しても、夫婦は仕事みたいなものだと割り切れるかというと難しい。しかし、難しいからこそ、仕事上で得た知見を夫婦間に活かすとかそういった考え方ができれば生活にも少しはプラスの面が出てくるのではと思う。うちも小さな会社だが、寄り添って生きていく夫婦のようにメンバーと心身ともに健やかに仕事をしていけたらと思う。なんだこの結論。

*1:僕は未婚のため