ときどきDJ

ときどきDJをやっているIT系の人の殴り書きです。

行きたいところをまとめておく

最近の忙しさから逃れたくて頭の中が酒か旅行だけになっている。酒は飲めばだいたいいろんなことを忘れられるので便利だけど、いろいろ忘れすぎて旅行に行きたい先すら思い出せなくなるともったいないからまとめておく。

 

国外編

台湾

台湾は一回行ってみたい。頭の中にある「古き良きアジア」がありそうだから、という単純な考えではあるが、距離も近いし一番手軽な感じがする。やはり飛行機で時間を取られすぎないというのと、とにかく渡航費含め安いというところが魅力だ。下手に国内でいいところ行こうとするよりも断然安い。

九份というところは別に『千と千尋の神隠し』の舞台では無いらしいが、そんなことどうでも良くなるくらい良い写真をよく見る。以前行ったことのあるチベットの方の感覚に少し昔の日本を足して、中華文化でまとめた感じだろうか。いずれにせよ台湾は僕の好きな攻殻機動隊カウボーイビバップAKIRA、それぞれに共通する「雑多なアジア感」が味わえそうだ。あとご飯もおいしいらしいのでそれも味わいたい。もちろん酒も。

 

フィンランド

スカンジナビア国には全部行ってみたいのだけど、中でも今はフィンランドに行ってみたい。これといった理由もないのだが、シベリウスの『フィンランディア』という曲が好きなのでスカンジナビア半島の中では一番行ってみたい度が高い。次点でデンマーク*1

この記事を読んで意外と近いということも知って、すごく行きたくなってしまった。ただ、問題は比較的物価が高いということ。どうせ行くなら1~2週間以上は行きたいから、そうなると現地でのコストをどこまで削減できるかが肝になる。そうした時に「物価が高い」はちょっと痛い。魚が美味しそうなイメージがあるから缶詰でも買って帰国して日本酒でも飲みたい。あともちろんミートボールはビールで。現地で。現地のビールを。

 

バリ島インドネシア

まあミーハーなところを持ってきたもんだ。以前グアムに行った時に「暖かな気候の土地ってのはいいもんだ」と思ったのだが、グアム/ハワイに行きたい気持ちもありつつバリ島という新たな候補が上がってきている。理由はやはり大したことなく、とにかく「のんびりしてそう」というところが大きい。あと海がある。つまりは「沖縄行きたい」の進化系くらいのもんなのである。強いて言うならば、やはりバリ島も物価が安いらしいのでそこはかなり魅力的だと思ってる。

あとはなんだか旅行のこと考えてるときにこんな話もあれだが、バリ島は結構IT界隈での人気が高いようで、そういうアツい空気も味わえるのであれば味わいたいと思う。別に出張で行くわけではないから、現地の会社のオフィスに遊びに行かせてもらうことなんて出来ないだろうし、いざ出来るとなってもちょっといろいろ調整が必要になる。いずれにせよ、上で挙げたフィンランドもIT/ゲーム界隈としては外せない一国で、そういう意図が無いとは言い切れないあたりがなんだか悔しい。まあしんどいしんどい言いながらもなんだかんだ仕事を楽しめているのだ、と自分に言い聞かせることにする。


フィンランド、やっぱり行きたい

国内編

倉敷

僕の中での「一回行ってみたい国内旅行先ランキング」で安定の一位を占めている。これもまあ日本情緒溢れてんじゃねという短絡思考ではあるが。以前近場でそういうところがないか調べて、川越の蔵造りを見にいった時にはすごく良かったから、倉敷に対する期待も同じくらい上がってる。夜行バスで行けば片道¥6,000ちょっとで行けるっぽいからそこも魅力的。瀬戸内海の魚で一杯やりたい*2

 

一点、懸念があるとするならば、僕は写真撮りの性分で絶対カメラを持っていくだろうけど某『たまゆら』というアニメで「倉敷」「写真」が盛り上がってしまったようで*3、なんとなくRollei35とかは持って行ってはいけない雰囲気を感じている。これは別にそのアニメが好きな人達をどうこう言いたいわけではなくむしろ逆で、その作品が好きじゃないのに勘違いされるような装備で行くのもなんか悪いかな、という感覚の問題である。だからHasselかMamiyaを持って行こうと思う。

銀山温泉

これは完全に写真撮りとして行きたいだけ。

銀山温泉 - Wikipedia

ひたすら大正ロマンを感じる。写真で見ただけで行ってみたら意外と、みたいな例が結構あるからそこは用心しているが、結局温泉入って美味いご飯と酒にまみれられればそれもまた一興くらいに思えるだろう。google画像検索で見ている限りではメインストリート的なところがものっそい良さそうなので、ヘタするとそこ以外は普通の可能性もある。したらば広角一本持って行って、なるべく広めに撮る方向でいいのかなと思ってる。*4

 

銀山温泉の唯一にして最大のデメリットはアクセスが限られていることだ。上述の倉敷は「まだまだ若いから夜行バス一本でおっけーっしょ」みたいな行き方ができないっぽい。車も考えたけど根っからのペーパードライバーはおとなしく電車を使う方向に切り替えたが、交通費+宿泊費が結構重い。というか台湾行くほうが多分トータルで考えたら安くあがるレベル。いずれにせよいつかは行きたいところだということに変わりはないので、僕が余裕綽々で旅行に行けるくらい稼ぐのを待っててください銀山温泉

京都

心のふるさと。京都はすごく好きな場所である。なにが、と言われると一番むずかしいのだが、好きな旅行先は?と聞かれれば間髪入れずに京都と答えるくらい好きだ。だけど、実は人生で一回しか行ったことがないのである。一回しか行ったことがないから「京都の嫌なところ」を知らないだけなのかもしれないけど、僕の人生の中では非常に素敵な体験をさせてもらった土地なのでいまだに強い思い入れがある。多分、京都が持つ文化というものが、すごく色濃く出ていて、かつわかりやすいからだと思う。異国情緒ではないが、同じ日本にいても生活の根底にある文化がやっぱり東京のものと違うので印象に残りやすい。そして素敵である。*5

 

特に、以前京都に行った時には竜安寺に心を奪われてしまったというのもある。禅については詳しくないが、あの言葉にできない美しさを今目の当たりにしたら一体なにを感じるのだろうということもすごく気になっている。あとは伏見稲荷大社の千本鳥居を見に行きたい。以前京都旅行に行った時には行けなかったので、あの狂気にも似た鳥居を写真だけではなく自分の目で見たいと思っている。*6

個人的には哲学を学んでいたこともあって、「哲学の道」はじめ、京都学派縁の土地にも興味がある。あとは兎にも角にも京野菜と鴨で一杯やりたいのだ。

 

ここまで書いてみて、改めて自分がある程度ゆったりできる時間を欲しているということがよくわかった。旅に病んで夢は枯野をかけ廻る、ではないがとにかく旅行に行きたい。別に普段から旅好き!バックパック最高!みたいなアクティブな性分は持ちあわせてなくて、ちょっと奮発して良い旅館/ホテルでのんびりおいしい酒と飯、くらいにしか考えてないが、書き出してみたらワクワクしてきた。さて、きちんと息抜きができるよう、きちんと仕事をしますか。*7

*1:デンマークefterklangが好きだから、という超単純な理由。あとSKAGENの時計も好きだし、程度。

*2:なんか酒造もあるらしいし最高

*3:一応ちゃんと見たんだけど、ほっこりしてしまってよく覚えていないのです

*4:僕は結構望遠好きだから、結局中望遠も一本持ってくだろうけど

*5:そういう意味では沖縄もものすごくいいところだった

*6:これは批判しているのではなく、そもそも僕は神にまつわる何かというものは全て狂的であるべきだと思っているだけなのでこういう表現をしています

*7:稼がなくちゃいけないしね