ときどきDJ

ときどきDJをやっているIT系の人の殴り書きです。

酒を飲むためだけに注力した生活へシフトする

歳をとってめっきりアルコールに弱くなった話は幾度となく書いてきた。

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その上であえて言いたい。僕は酒が好きだと。好きなのでたくさん飲みたいし、たくさん飲めると僕は楽しい。なので、いかにして酒をたくさん飲んで問題なく生きていけるかということにフォーカスした生活にシフトすることに決めた。

酒をたくさん飲むことにフォーカスした生活

目的は「酒をたくさん飲んでも健康面*1に問題なく生きていくこと」である。酒をたくさん飲むためならいかなる努力も惜しまないという意気込みで参りたい所存だ。

実施内容

食生活

酒を飲む際に同時に胃袋に入れるものは極めて重要だが、短期的な摂取でアルコールを即時的に分解してくれるものはおそらくない。あったらそれをもう買ってる。ということで「おそらくアルコールとの付き合い方が短期的に劇的改善をみせるようなものはない」という考えのもと、それであれば「長期的にアルコールとの付き合い方が改善する食生活に移行する」という結論に至った。

具体的施策

まず日常的に摂取するものをアルコール分解の助けとなるものへと切り替える。1日に数回しか摂取しない「食事」というものを すべてその方向へと切り替えるのだ。注意したいのはいずれもネット上に転がっている情報を前提にしているので眉唾なものもあるだろうからあくまで「どうやら効くっぽい」の範疇を出ないと自覚した上で実施するということである。

ごま

セサミンが肝機能改善やアセトアルデヒド分解に効果があるとのこと。積極的に摂取していきたい。脂質が多くアレルギー源でもあるということで摂取しすぎるとよくないという話も見るが、幸いにも痩せ型である僕としてはそこまで気にするレベルでもないしアレルギーも花粉症しか持ってないのでしばらくは日常的にごまを摂っていこうと思う。

イカ

イカにはタウリンが多く含まれているらしい。タウリンは飲む前/飲んでいる最中にはこれといって効果がない一方で、またもやアセトアルデヒドの分解に役立つらしいので二日酔い防止としてこれも摂っていきたい。なによりイカはつまみとして素晴らしく働いてくれるので酒を飲む際には必ず一品加えておきたいところ。日常的にとるとなるとどういったものがあるのかは微妙だが、僕は塩辛で米が食えるタイプの人間なのでおかずに一品足すなり、冷凍のイカそうめんを常備しておくというのもありだろう。

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ブロッコリー

スルフォラファンという成分に肝機能強化の効果があるらしい。またグルタチオンというアミノ酸も同じく肝機能にプラスの効果があるようだ。ブロッコリーは野菜の中でも食べごたえがあるので食事のなかに入れやすいので日常的に摂取することが容易である。しかも冷凍食品でだいたいどこのスーパーにも置いてるので購入ハードルも低くてよい。最近では自作ごまだれを茹でたブロッコリーにかけて食べるというのを実施ているのだが、これが美味い上に健康になれる気がして一石二鳥感がある。

味噌

コリンという栄養素が肝機能改善/向上に効果があるとのこと。味噌といえば味噌汁だろうよということで、既に日常的に摂っているがこれは継続していきたい。また、おそらく一般的にも肝機能改善に効果があると広く認知されているだろうしじみや、豆腐などと組み合わせやすい。しじみは単価面や処理の面倒さから常に用意しておくのは億劫だが、豆腐であれば¥100でさっと買ってこれるのでこちらをメインに考えたい*2

納豆

レシチンなどの栄養素が肝臓に効くとのこと。またビタミンB2は血中アルコール濃度を下げる効果があるそうなので、飲む前などにさくっと食べてから飲酒に臨みたい(要歯磨き)。納豆は個人的に大好きなのでガンガン摂っていきたい。特に字面的に好印象な「血中アルコール濃度を下げてくれるビタミンB2」は体内にためておくことができないそうなので、日常的に摂取しないと意味はなさそう。これは「全国納豆協同組合連合会 納豆PRセンター」というところに情報が載っていたのでそちらのリンクを置いておく。

www.natto.or.jp

運動

食生活というのは極めて重要ながら、結局身体を動かさないでなにか自体を好転させようというのは難しいのではと思っている。以前酒で失敗した時に自戒の念を込めて書いたエントリ*3では

肝臓をどうこうする、と言うのはもはや不可能だと考えている。であれば僕がなにかしら対応を加えられるのはどこか、筋肉である。筋肉は肝臓で濾過されたアルコールが巡り巡って消費されるところらしいので抜本的な対策とは言い難いが少なくとも二日酔い対策程度にはなるだろう。また、リアルタイムで消費できる量が激変するとは思えないが、気休め程度にはアルコール消費に効果があると思われる。できることは全部やる、そういうスタンスでいきたい。

ということを書いている。これは継続してやっていきたい。

体幹トレーニング

ボルダリングをやっていたときにボルダリングジムの人から教えてもらったストレッチと体幹トレーニングを再開しようと思う。体幹トレーニングのいいところは特に器具もいらないし、家の空いたスペースで行えるところだ。音楽聴きながらでもいいし、映画見ながらでもできる。最近は食事の準備をしている際にちょいちょいやったりしている。屋内で行えるため天気を選ばないので、外に出てやる運動が出来ないときには体幹トレーニングを行う、という代替手段としても使えるあたりが精神的にも楽でいい。

ジョギング

ジョギングのいいところは「とりあえず外に出る必要がある」というところだ。インドア派なので外に出るのは結構億劫なのだが、結局外に出るというのは楽しい。季節の変化や家の近所で潰れてしまった店/新しく開店した店などをチェックできたりするのもいい。視覚情報として家の中以外のものを頭に流し込むと思考もはっきりしてくるので体力的に無理のない範囲でやっていきたい。しかしジョギングは天候に左右されるので雨の日に「今日は走りたい気分だったのに」となることもある。その場合は体幹トレーニングでお茶を濁すしかない。また、スニーカーがボロボロになってきてちょっとこれで走ったら膝やりそうだなという感じになってしまっているので安めのランニングシューズを早急に用意する必要があるのもちょっとつらいところ。

ラジオ体操

ラジオ体操て、とお思いかもしないが意外といい運動になるらしい。ザ・眉唾な感じだがネット上で「ラジオ体操5セットで1日に必要な運動量に相当」という記事も見かけた。確かにラジオ体操は全身をつかってやるのでまあ期待はしないでも多少の効果はあるだろうという感じで考えている。以前は毎朝起きたらパスタを茹でている間にラジオ体操をしていたので、その感覚で朝に1セット、シャワー浴びる前などにもう1セットくらいやっとけばまあそれなりの運動になるんでは、というゆるい感覚で取り入れていきたい。

結び

酒を飲むために生活を変えるってどうなのよと思う方もいるとは思うが、僕にとって酒を飲むというのはこれ以上無い楽しみの一つであるのでそこに熱量を注ぐこと自体には何も違和感がない。そして大好きな飲酒だからこそ悪い思い出にしたくないということで、良き飲酒のための良き生活を送っていきたい。健全な飲酒は健全な肝臓にこそ宿るのだ。

*1:肉体面/精神面両方を含む

*2:豆腐は足が早いのでなるべくその都度買うスタイルでいく

*3:冒頭のこれである

Bluetoothイヤホン、進捗いいです

以前から使っていたBluetoothヘッドホンが壊れた。iPhone7はイヤホンジャックが無いから手持ちのイヤホンを使うというのもできず*1、仕方なしにBluetoothイヤホンを買ったところこれがなかなかよい。

以前使っていたもの

こちら。

以前使っていたJabra MOVEは結構気に入っていたのだがヘッドホンカバーが外れ、のパッド部分が分解してしまった。音は比較的素直で、小さいところが気に入っていたが、Jabra MOVEが悪いというよりはヘッドホン全体のデメリットである「夏は暑い」というところで今回はイヤホンを購入することとした。Jabra MOVEのいいとこ/わるいとこは下記。

いいところ

  • 音が比較的素直
  • ヘッドホンなのでそれなりの音がする
  • 12時間くらいはバッテリーが持つ
  • 小さくて邪魔にならない
    • 重くないし、首にかけてても辛くない
  • お値打ち

わるいところ

  • 価格相応に耐久度が低い
    • とはいえ2年くらいは使えてたけど
  • 締め付けは辛くない代わりに油断すると頭から落ちて恥ずかしい思いをする
    • それでもメガネをかけるとつるの部分が痛くなる程度には締め付けられる
  • 夏は暑い
  • お値打ちではあるが¥10,000近くはしてしまう

まあわるいとこはほぼヘッドホンのデメリット面なのでほとんどJabra MOVEに不満はなかった。

今回買ったもの

こちら。

購入を検討していたときの優先度は以下の通り。

  1. バッテリーの持ちがいい
  2. 見た目がそこまでひどくなく、使っていて煩わしさがない
  3. 値段
  4. 音質

音質が一番下ってどうなのよという意見もあるだろうが、iPhoneからBluetoothで聴いている時点である程度のものを捨てているので、いっそ日常利用で問題が少ない方を優先したというだけのことである。こちらもいいとこ/わるいとこを列挙して、その後に使用感に移ろうと思う。

いいところ

  • 2時間フル充電で8時間近く*2持つ
  • コード1本で両耳が繋がっているだけなので煩わしさがない
  • 見た目が極めてシンプル(デフォで付いてたイヤーフックはすぐ取ったけど)
  • 安い
  • 思ってたほど音が悪くない
  • 充電時間が短い
  • マグネットで付けて首からかけておける

わるいところ

  • やたら再生音量が大きい
  • 低音が強すぎる
  • 片耳がけだと首に上手くとどまってくれない
  • 胸ポケットにiPhone入れて片耳で聴いてると耳につけてない方のイヤホンがiPhoneにくっついて電源OFFになる
  • イヤーピースが絶妙に耳に合わない
    • 一番小さいやつだと小さすぎて、一つ上のサイズだと大きすぎる
  • 充電端子を指すところのカバーが開けづらい*3

使用感

基本的には朝家を出るときから使い続けて、家に帰るまでの間で1回充電しておけばほぼバッテリーが切れることがないので非常に助かっている。1日に1回は確実にミーティングをぶっこまれている*4ので、その間にデスクで充電しておけば時間を無駄にすることもない。音としては低音が強すぎて聴き疲れするところもあるが概ね音は悪くなく(もちろん解像度やバランスは値段相応だが)、なによりも「移動/行動を妨げない」というのが非常に助かっている。そして何より値段が安い*5のが急な出費にならずに助かった。で、助かっているという話を書きながらもどうしても「もうちょっとここどうにかならんかな」というところが無くはないので、次回Bluetoothイヤホン購入時に検討したい項目をあげておく。

次回検討事項

片耳で聴いてるとずり落ちてくる問題

このタイプのものだと、片耳だけイヤホンをしてもう片方を首にかけているとイヤホン部の重みで首から落ちてきてしまう。首から落ちていくくらいの重みはあるので片耳でぶら下げているとなかなかに耳に物理的負担がかかる。なので次回はネックバンドがあるものを検討してもいいかなとは思っている。こっちの方が圧倒的にバッテリー持つし。

ただ見た目上ちょっとネックバンドはイケてるのかと言われると言葉を濁したくなるので、その辺は使い勝手が明らかに上回っていたらネックバンド式を採用する、という程度にしておきたいとは思う。しばらくは小さくて目立たないクリップでコードを襟首にでもつけておこうとおもう。

音質

iPhone × Bluetoothの時点で、と前置きはしたが現時点でBluetoothイヤホンでどれくらいの音が出せるもんなのか知りたいところもあるので、いずれ財布に余裕があるときに買い替えのタイミングを迎えたらもうちょっといいものを見てもいいのかなとは思った。しかしながら今使っているBTEP-02が¥5,000切ってるのは普通にすごいと思うレベルではあるということを明記しておきたい。

まあ最近SONYBOSEもそんなに好きじゃないバランスだったりするので結局JBLあたりで収まる気もする。MDR-CD900STと同じバランスと感じられるイヤホンが出たら買うのになあ。

とはいえ

安物買いの銭失いにならないように少しいろいろ見た上で買ったのでそれなりの効果は感じられていてとても気分がいい。 Bluetoothイヤホン、進捗いいです。

*1:正確にはアダプタつければ使えるが、一度無線を体験するとなかなか戻れたもんじゃない

*2:公称8時間の持ちだが、実際は6~7時間くらいだと思う

*3:イヤーフックがあるとさらに開けづらいのでイヤーフックを取った

*4:1回で済めばいい方だ

*5:Amazonで¥3,800くらいだった

ハッカ油全盛期

2度ほどハッカ油について言及したことがある。

tokidokidj.hatenablog.com

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僕はハッカ油が好きで多用するのだが、今年も例のごとくハッカ油の季節が参りました。夏だ。

使用方法

涼感剤

ハッカ油って具体的に何に使うんだよという話しだが、一番多い例としては涼感剤として使うケースが多い。暑い時に一滴手のひらに落として、薄く伸ばして胸、脇、背中、首などに塗るとハッカのメントール系成分によって清涼感を得ることができる。具体的な使用例としては朝起きてシャワーを浴びたら少なめにさっと全身に塗ることで家を出てから数十分から1時間くらい涼しい錯覚を覚えることができる。また、夜寝る前にもさっと塗っておくと冷房を弱めにしても揮発するハッカ油の涼しさがヤバイくらい感じられて寝苦しさから逃れることができる。が、塗りすぎるとミント系の香りで頭が冴えまくるので寝る前はさらに少量にしておいた方がよいと思う。また、もう一点強調しておきたいのはあくまで涼しい錯覚レベルなので水分補給などは必ずしなくてはならない。ハッカ油は別に万能薬ではないので、脱水症状は防げないし、長時間の直射日光の影響を和らげることなんてできないので、適切に熱中症対策を別でとる必要があることは忘れてはならない。対策はした上で涼感を得る、というある種「精神的なプラス作用」を求めて使うべきものだ。

虫除け

同じように、少量を薄く肌に塗ることで天然由来の虫よけになる。本当は少量をさらに希釈して、スプレーなどで塗布した方がいいらしい(根拠はしらん)*1が、僕はスプレーボトルの衛生面まで気にかけるのが面倒かつ清涼感も味わえるので直接塗ってしまう。肌の弱い人や子どもなどではなければどうとでもなるレベルではあるので。個人的な実感としてはたしかに蚊に食われる機会が減ったと思うので、プラシーボが通用しない虫相手でもある程度効果は期待できるのだろう。庭仕事やBBQなど、屋外でなにかやるときにはあると便利だと思う。ちなみに僕は今年久しぶりにBBQをやったが、見事に持っていくのを忘れた。そういうこともある。

虫除け(住宅用)

肌に塗布すると虫除けになるというあたりから察しがつく通り、どうやらハッカの匂い(というかミント系全般?)は虫が苦手とするものらしい。まあもう端的にいうとゴキブリ対策として使うのに有用らしいということだ。僕の使い方としては床拭きシート(乾式)で床のホコリや髪の毛などのゴミを取り除いたあとに、床拭きシート(湿式)に数滴のハッカ油を落として床を拭く。すると部屋全体にハッカの香りが充満するのでバリアを張った気分になれる*2。また、玄関や窓辺、換気扇その他エアコン配管まわりなど、やつらが侵入してきそうな箇所には一滴ずつくらい振っておくと安心だ。一応いまの部屋に住んでいて5年ほどになるが、ハッカ油使用前に数週間掃除をサボるというダメ生活を送っていた際に1回侵入を許したくらいで、ハッカ油を使用してからは一度も奴らがでたことはない。掃除をしているというのもあるが、念には念をと考える人は是非試してみてほしい。ちなみに、油という文字が入ってはいるが、床拭きシートに落として床を拭いても一切滑ったりはしないので安心していただきたい。

眠気覚まし

朝起きてなんだか頭がシャキリしないときに一滴だけ手にとって首周りや胸、脇などに塗るとスッとした涼感とともに頭がすっきりする。ようはミントガム噛むのと同じようなもんだ。これもあくまで感覚値でしかないし、興奮作用みたいなものはないが爽やかな香り*3に包まれると少し頭が冴える。非常に感覚的で申し訳ないが試してみてもらう価値はあるだろうと思う。ここでも一点注意しておきたいのが、目の周りなどは本当に危険なので塗らないように気をつけてほしい。というのも、僕は眠気を覚ましたい一心で顔にハッカ油を塗りたくった結果マジで目が開けられなくなるくらいの刺激*4を食らって後悔したことがあるからだ。ただ、目から遠い生え際付近からおでこにかけてくらいなら、ごく少量塗ると涼感と相まっていい感じにできる。しかしいずれにせよ汗で目に入ったりしたら大変なのでくれぐれも気をつけてほしい。

値段

サイズにもよるが薬屋でだいたい¥1,000くらいで買える。正確にはちょっとおつりが返ってくるくらい。Amazonで買えばグッと安く買えるので、受け取りに苦労がない方はそちらをおすすめする*5

ハッカ油P 20ml

ハッカ油P 20ml

僕はもっぱらこれを買い続けている。健栄製薬さんいつもお世話になっております。

持ち

この20mlの瓶でだいたいの人はひと夏を越せると思う。上記のものだと瓶の口にスポイト的なアタッチメントが最初から付いているので、傾けてもドバっと出てきたりしないし、瓶を振って一滴だけ出てくるので色んな意味で事故が少ない。それが無いタイプのハッカ油を使っていたときは瓶に小指を突っ込んで指先についたハッカ油を手のひらに広げていた。清潔な手を保てる人はそれでいいと思うが、僕はなくなる直前指を結構奥まで入れなくちゃいけないのが面倒だったのでスポイト的なアタッチメント付きのものを買っている。

ちなみに僕はわりとヘビーユーズしているつもりだが、多くてもひと夏で2回くらいしか買わない。それぐらいコスパがいいので、¥1,000近く払っても納得できている。まあ安く買えるのにこしたことはないので、これから導入を考えている人はぜひ計画的にAmazonを活用していただきたい。

ということで

おすすめです、ハッカ油。使う人が増えると(あれ、ぼくめっちゃハッカ臭いな)ってなる頻度が減る*6のでみんな使ったらいいのになって思ってます。

*1:さらにいうと虫よけになる根拠もしらんが

*2:言わずもがな、ハッカ油を落としすぎると耐えらんなくなるくらいハッカ臭にあふれるので注意

*3:だいぶ甘めではあるが

*4:アルコール系の制汗剤を数十倍の威力にして揮発したような感覚だった

*5:僕はだいたい暑さに耐えられなくなってからだったり、手持ちの瓶が空になってから「今すぐ必要!」と買いに出るので、半分くらいは薬屋で買ってる

*6:というかハードルが下がる

結局音ゲーは音が好きだと続けられる

最近マクロス音ゲーがリリースされましたね。

uta-macross.jp

アプリタイトルはいかがなものと思うけどまあやはりマクロスは音がいい。最近マクロスファンになった人をコアターゲットにしているのか、δの曲からスタート*1して、Fとかはすぐに解放される。そのあとには名曲『愛・おぼえていますか』がアンロックされるのでその辺は良く出来てるなーと思う。が、しかし、マクロスやったあとにスクフェスとかバンドリやると、音ゲーとしての楽しさは正直あんまりないなと感じてしまう自分もいる。まあしょうがない、スクフェスとバンドリはよく出来すぎているからだ。

それでも続けられる

そんな歌マクロスではあるが、なんだかんだ継続してプレイしている。ガチャで引くエピソードカード的なものにはなんの興味も持てないし、バンドリやってからプレイすると「なんか違うんだよな」と思うことも多々あるのにだ。それでもなぜ続けられるかといったらひとえに「曲がいいから」だ。姉田ウ夢ヤ氏*2菅野よう子女史、『愛・おぼえていますか』に至っては加藤和彦氏なわけで、そりゃあ曲がいいのである。それを聴くためにプレイしているようなもんでも継続できる。逆に、音ゲーとして面白くても曲が曲だと続かない。僕にとってはそれがデレステとミリオンライブだ。

いやこの書き方だと語弊があった。「曲がいいか」ではなく、正確には「曲が好きになれるか」だ。アイマスの曲自体決して悪くはない。すげーなって思う曲もいっぱいある。が、割合の問題のようなもので、あまり好きじゃない曲が他のタイトルに比べて多いからプレイするのが億劫になっているだけだ。アイマスも好きな曲が増えればずっと続けていける気がするが、最近ではログボ回収するだけとなってしまっている。もっとアイマスの曲を聴こうと思う。

動機なんてそんなもの

これが人によっては「キャラがかわいいから」ってだけで続けられると思うし、「イベントサイクルが絶妙」ってのもありうると思う。それくらい継続してプレイする人の動機ってのは単純だ。自分が運営する側に回るとなかなかそうも言ってられないからとにかくできることは全部やるし、機能もUIも死ぬほど改善していく。だけど、音ゲーにとっての音ってのはもうそれ自体で「継続してプレイする動機」として十分すぎるくらいの比重を持っているので、ある意味ポチゲーより難しくて大変だなと思う*3。だからこそ、音ゲーをやることになったら「音を大事に」やっていきたいなと思うし、それでユーザさんに満足いただけてないのであればそれ相応のコストできちんとその時のユーザさんに100%以上を楽しんでもらえるように無駄に気負わずやっていこうと思った。タイトル持ってないんだけどな*4

*1:もしかしたら最初のヒロイン選択で変わるのかもしれないけど

*2:正体は不明だが

*3:今のところ運用型音ゲーは自分で運営したことがないので

*4:もちろん、現在持ってないだけじゃなく、これから出そうと作ってもいない

遊び倒してる

至極どうでもいいんだが、ここ最近遊び倒している。仕事に支障がでないのが自分でも不思議なくらいに。どちらかというとインドアで、ヘッドホンさえしてしまえば自分の世界に没頭できるというかむしろヘッドホンなくてもだいたい自分の世界に浸ってられるくらい省エネ設計の僕なのだが、どうにも最近行動力が高まっているっぽい。

なにをやったか、なにをやるのか

8月に入ってから1週間しか経ってないのに結構いろいろやったし、これからもいろいろやる

  • 飲み会*4
    • うち、仕事関係2件、プライベート1件が済
    • 来週の週末はプライベートの飲み会がもう1件入ってる
  • DJ3本
    • うち1本は済、2本は今週末と来週頭
  • BBQ
    • 飲み会にカウントしてもいいけど、屋外(しかも海辺)でBBQというパリピ具合だったので別枠化した
  • クラブに踊りに
  • 1回しか行ってないけどよくまあこの暑いのに深夜に遊びに出たもんだと思う

行動力の源泉

なにが自分をこうさせているのかは正直良くわからない。夏がそうさせたのか。夏の魔物なのか。なんにせよ、遊びに対して意識がいかないときは「あまりに仕事がうまくいっているとき」か「遊ぶ気力すらわかないくらい精神が死んでいるとき」なので、少なくとも中庸の精神状態を保てていることを嬉しく思う。こういうときは欲しいものもたくさん出てきて、なにをいつ買うか迷える楽しい時間が待ってるだろうから支出にだけ気をつけて行こうと思う*1

頭を使え

遊ぶ、こと人と遊ぶというのは意識せずに頭を使わなくてはならないことが多い。脳みそは使わないとすぐ劣化する*2ので、存分に遊んで頭を使っていこうと思う。仕事だって遊びだって、基本的には人とするものだ。頭の使い方は違えど、たくさん頭を使うのはとてもいいことなので、継続して遊び続けて行きたいと思う。そうして体力の限界を超えないところで乗り切っていき、しっかりと休んでリフレッシュする習慣にしたいものだ。

*1:遊ぶにはとにかく金がかかるので、予期せぬ出費が怖い

*2:と思ってる

「自分の言語」じゃなくて「チームの言語」でしゃべらないと伝わらない

※酔っ払った勢いで書いてるからご容赦いただきたい

今日、というかついさっき、自社でやってるサービスで障害が出た。原因は調べてるところなので確かなことはまだ言えないが、おそらく一時的にアクセスが集中して負荷が高まったことだろうと思ってる。で、その際のやりとりを見ていたんだけど、同じ会社の社員であってもお互いの共通言語でしゃべらないと欲しい情報が出てこない/伝えたと思っているのに伝わってないという状況が生まれていたので忘備録として残しておく。

起きたこと

アラートが飛んできて、だいたいチームのコアメンバーはslack上でオンラインになったときのことだ。サービスはアクセスしてもローディングから動かず、画面が表示されない。さて困った。その際にプロダクトの責任者が「いまつながらないからってリロードされても負荷が高まるだけだろうからメンテ状態に切り替えたい」という話しをした。そして、下記のような会話があった。

プロダクト責任者「お知らせを出したいから今の影響範囲を教えて欲しい」

エンジニア責任者「影響範囲としてはサーバとの通信が走る箇所はみんあ死んでる状況だと思う。詳細は別途。」

プロダクト責任者「具体的にはどういう状況になってるか教えてもらえる?」

エンジニア責任者「AのAPIが多分詰まってる原因になってて、併せてBのAPIが死んでるくさい」

濁してるのでかなりざっくりとした(かつ、ふわっとした)感じになってしまったがだいたいこんな感じの会話だった。僕はこの時「あ、話しかみあってないな」と思い、下記のように質問して会話を続けた。

ときD「お知らせに『いまユーザから見てどういう状態になっているか』を書いときたいと思うんだよね」

ときD「たとえば、CしたらDができないとかって情報教えてもらえるかな」

エンジニア責任者「通信走ると駄目っぽいんでログイン時点で蹴られますね」

エンジニア責任者「通信が走らない状態、画面眺めてるだけだったり、Eのページとかを見てるだけなら普通に動いてるはずです」

プロダクト責任者「了解、お知らせ出しておきます、すまんけど対応よろしく!」

エンジニア責任者「うす、そちらも対応ありがとう。進捗随時共有します」

プロダクト責任者からすればお知らせを出す=ユーザに対しての説明を行いたい、という気持ちがあり、エンジニア責任者からすれば「具体的に何がエラーになっているか」を正確に伝えたい、という気持ちがあったのだ。

共通言語

現にこういうケースに遭遇した時、どちらがいい悪いってのはないと思ってる。見方としてはエンジニア責任者がさっと答えを出せなかった、と見えそうだが、文脈がーとか普通に考えればーとかあっても僕としてはどっちとも取れる質問をプロダクト責任者がしてたと思う。そしてそれは当然だし、エンジニア責任者とプロダクト責任者どっちがいい悪いの話じゃないと思っているのだ。その理由がタイトルにあるような「『自分の言語』じゃなくて『チームの言語』でしゃべらないと伝わらない」というところ。両者はお互いの言語でお互いの問い/解を出している。でも、もっと早い解決策はある。ではなにがそれを阻害したか。それは「お互いが自分の言語ででしか話をしなかった」からだと思っているからだ。

自分の「常識」や「文脈」ってのはそんなに強固なものじゃない

これを理解*1している人は少ない。経験則で申し訳ないが。そういうものなのだ。上で挙げた例なんて典型的で、お互いのバックグラウンドによって左右されてしまうことの方が多い。ではこういったことを起こさないためになにをすればいいかと言えば、チーム内で共通言語を作るor障害のレベルに置いて共有するべき情報を明確に定義することにほかならない。だって考えてみれば当然だろう。ユーザがサービスにアクセスできない状況にあったとき。「まずなにをするか」が共有できてないからプロダクト責任者は自分の考える「影響範囲」を尋ねるし、エンジニア責任者は「聞かれた影響範囲」を答える。ただただ、「こういうった状況であれば」「誰に対してどういう情報を出すべきか」の認識がずれているのだ*2。齟齬が生まれるのは些細なことから始まる。ではどうやったら僕らは正しい情報を「情報が欲しい」と言っているやつに届けられるのか。

共通認識

僕がこの事態に遭遇して、最初にやったのは「障害レベルに応じた、『どんな情報を』『だれに渡すのか』」を定義することだった。目的さえわかっていればうちの社員は強い。その目的が共有できてないところが齟齬の発端だったのだ。「普通に見ればわかる」「文脈を追えばわかる」、様々なコメントが来そうだが、少なくとも僕は、自分がエンジニアであったら「具体的なAPIがどう詰まっていたか」を答えると思う。なぜなら「ユーザの」という共通認識がない状態で具体的な起きている状況を聞かれているからだ。普段の会話ではある程度意味を明確にするために言葉を変えるなりなんなりするのに、気心知れてているやつにはおざなりになったりする。

不具合レベルの制定

僕はプロダクト責任者の言い回しが悪かったとは思わない。だって優先順位がなかったんだから。そして同じくエンジニア責任者のレスポンスも、「まったく悪くなかった」と断言できる。条件やソート基準が示されてなかったからだ。だから僕は自社で下記のルールを追加した。

- 各プロジェクトは「緊急時の確認手順」を制定すること
- 各プロジェクトごとに「なにが起きたら駄目か」を明言すること
- 各プロジェクトごとに「それぞれの不具合に『不具合レベル』を決めること」
- 『不具合レベル』に応じて誰に何の情報を定時するか決めること

今回のケースではプロダクト責任者はどこまで影響が大きいのかという気持ちで『なにが起きたら駄目か』を明言」していなかった。エンジニア責任者は『不具合レベル』がわからんので聞かれたことに対して愚直/誠実に返答した。それぞれ、最初に定義すれば解決していたことについてお互いの会話がなりたっていなかったのだ。これはどう考えてもカロリーの無駄遣いで、今後こんな状況を作っては経営者としてよろしくないなと思えたことなのでまとめておいた。

しかしながら

こういった齟齬を減らして運用できる人ってのは本当に少ない。その前提で、なにか困ったことがある優秀な方はぜひ連絡をください。

*1:あるいは体感

*2:あとから聞いたが、やはり非エンジニアプランナーサイドでも「具体的にって言ってたんでAPI列挙してもらったら『ああなるほど』って思ってましたという意見があった」

DJとしての苦しさ

いままで月一くらいでDJをやることが多かったのに、今年は平均すると月に2~3回ペースでDJをやらせてもらってる気がする。純粋にDJをするのが好きだし、自分で踊るのも踊ってる人を見るのも好きだから楽しいが、DJとしての苦しさに遭遇することが多くなってきた。端的にいうと自分よりフロアをわかせてる人たちに対しての嫉妬や悔しさみたいなものを感じているという話だ。

自分より沸かされるということ

DJにとっての最大の貢献は集客だと思う。これはただ遊びでやってるのではなく*1、呼んでくれたオーガナイザー、お店に対して最低限の恩を返したいという気持ちがあるからだ。ただ、それでも本当は「DJたるもの客を楽しませてなんぼ」と思いたい自分がいるからこういう気持ちになるんだと思う。楽しそうにお客さんが踊ってる姿が好きなのだ。キラキラしたフロアで笑顔で、目をつぶって没頭するように、友達と話しながらはしゃいで、どんな姿でも「あ、楽しそうだな」って思える顔を見るのが好きなのだ。その瞬間をDJブースから見るのが格別なのだ。それを人にやられると敗けた気になるというか、もっともっと僕も人を楽しませたいのにとネガティブ思考に陥ってしまうことが多い。

スタイルが重要なのかもしれない

フロアが湧いている時にどうしてこんなに盛り上がるのだろうと考えてみると、結構な確率で「自分のスタイル」をちゃんと持っている人が回しているときがフロアの反応もいい気がする。これは選曲のセンス*2であったり、スクラッチを混ぜたテクニカルなプレイ/繋ぎがすごく丁寧で本当に違和感なく曲が変わっていくプレイなど、どんなやり方であっても「これが自分の持ち味/スタイルだ」と主張してくるような人が強い。やはり人を惹きつけるのは人なのではないかという知見になった。

僕にはスタイルがないのか

おそらく、ないわけではないと思う。自分で考えるに僕の持ち味/スタイルはジャンルを飛び越えた縦横無尽なセレクトで30分なり1時間なり2~3時間なりの「セット」という世界を作ることだと思う。それがいま出来ているのかと考えると、多分僕がフロアを沸かすことができていない原因はそこにあるのではなかろうかと感じた。お店の雰囲気、パーティーの空気感、来てくれる人たちの趣味趣向、そういったものに気を使いすぎ*3て「僕が回している必要性」がなくなってしまっている気がしてきたのだ。変に気を使って「いい感じの音」をかけるだけなら、むしろそのジャンルなりスタイルのもっと上手い人なんてゴマンといる。ではなぜ僕が回すのか、僕が回すところを観に来てくれる人がいるのか、そこに「僕のセット」がなければ意味がなくなってしまう。

やることはひとつ

僕は僕の思うままに音をセレクトして持っていき、その空間をきちんと楽しんで自分にできることを全力でやるべきだったのだ。言い訳も見栄も超えたその先にしか僕のみていたいキラキラしたフロアはない。そんなことを考えながら今日も世界中に眠る素敵な音楽を片っ端から掘り続ける。膨大な楽曲の中から「僕にしかできないセット」が生まれることを想像して、自分と闘っていく作業が始まる。

*1:趣味の範囲ではあるが

*2:アッパーな曲だけじゃなく、不思議とチルな音でも盛り上がるのだ

*3:気を使うこと自体はまったく悪いことだとは思ってない